Gamplüt-Wildhuser Schafberg-Wildhaus
2016年 09月 23日
出発地 Gamplüt, Wildhausよりリフトにて。(2016年9月現在、始発8時半)
到着地 Wildhaus, PostautoでNesslau駅か国鉄SBB, Buchs駅へ向かえます。
登山日 2016年9月22日
難易度 登りT3プラス、下りT4
標高差 登り1000m、下り1300m
もうこんな季節です。
Toggenburg地方は公共交通機関がかなり発達していて、時間さえ気にしなければ車は必要ありません。今日は例外で、夕方に用事があったもので、さっさと車でWildhausまで行き(無料駐車場があります。)Gamplüt, 1354mまでもリフトにて。これにて標高300mほどショートカットです。
風力発電の風車のある場所がリフト乗り場。ここから登り始めます。雲みたく見えるのは、スイスの秋独特の霧です。霧の下は湿った空気と曇り空でとても寒いのですが、霧の上に出ると太陽燦々で暖かいんです。とは言え、日中の最高気温も結構下がって来ているので、朝のうちは手袋をしての登山でした。
登りは赤白マーキングのルートを登りました。マーキングが少なめな上に、途中ルートが何本かあるので、歩きやすいルートを見つけて歩く楽しみがあります。そして頂上まであと300mくらいの場所から。相変わらずの霧の海。
奥のほうはオーストリアのアルプスです。
おなじみChurfirsten方面は霧がすっかり晴れました。
Schafberg(羊山)の由来、羊です。沢山いましたよ。
それにしても、かなり急な登りでヒーコラ言いながら、まずはVorgipfel(頂上、前座)へ。
2363mの前座からはザイルを伝って崖を下り、小さな稜線を歩いて、頂上、2373mへ行きます。リュックサックやストックはここに置いて行きます。
写真で見ると大したことのない下りですが、実際にはザイルが結構邪魔で下りにくい場所でした。ははは。
頂上から前座を望みます。(写真左手が前座で、ここから稜線を一度下り、また登り返します。)稜線は見た目より広いです。
頂上後ろにはSäntis, 2501mとRiesengratがよく見えていました。
そして下り。前方にずっと見えているAltmann, 2436m。格好良い山です。いつか登りたいですねえ。。。。
帰りは青白ルートで。まずはこのがれ場。この石、ほとんどが浮き石です。その上、マーキングがほとんどなく、更には古いマーキングと新しいマーキングが混在していて、結局のところ、地図を頼りに大まかな方向を見定めて、後は歩けそうな所を歩くのみです。(結果、古いマーキングが結構役に立ちました。新しいマーキングは最初浮き石の激しい方面へ誘導していたので始めから無視です。)霧の中では歩きたくない場所です。
この看板が一応の目印。右へ行くとAltmannへ行かれるのですけれど、マーキングはこれきりで、後は自分で道を開拓する、という話を聞いて躊躇しています。。。。。
この登山道、4段階に分けることができます。最初はがれ場。そしてこの激しい下りをなんとか下ると、第2のがれ場到着です。
いましたよ、山羊さん。背中が痒いらしく、がりがり、ぼりぼり。。。。。
なんだよ〜という感じでこちらを見ています。
ここが第2のがれ場全体図です。第1がれ場はこの壁の向こう側で、すでに見る影もありません。
第2のがれ場からは結構簡単に脱出できます。そして来るのがお花畑。この辺りからは普通に歩けます。でもここを登るとなったら結構きついと思います。のぼってものぼっても同じ景色。。。。。すっかり霧の中に突入で嫌ですねえ。。。
第3ステージの全体像。霧が出たり消えたりの午後だったので、後ろが見えませんが、雲の中には第2ステージが隠れています。
そして第4ステージがこの壁。全部降りて来てから見ると、一体どの辺りに道があったのか、すでに分からないです。ここから川沿いにあと300mほど下山して終了。
まとめ。登りには赤白コースがおすすめです。結構急登ですが、コンパクトな登りで飽きることもなく、嫌になることもなく頂上まであっという間に到着します。
青白コースを登りに使うのは精神的に辛いような気がします。どこから登っても1000mくらいの登りですが、このコースを登るとしたら感覚的に2000mくらい登っている気分になるような気がします。
到着地 Wildhaus, PostautoでNesslau駅か国鉄SBB, Buchs駅へ向かえます。
登山日 2016年9月22日
難易度 登りT3プラス、下りT4
標高差 登り1000m、下り1300m
もうこんな季節です。
Toggenburg地方は公共交通機関がかなり発達していて、時間さえ気にしなければ車は必要ありません。今日は例外で、夕方に用事があったもので、さっさと車でWildhausまで行き(無料駐車場があります。)Gamplüt, 1354mまでもリフトにて。これにて標高300mほどショートカットです。
風力発電の風車のある場所がリフト乗り場。ここから登り始めます。雲みたく見えるのは、スイスの秋独特の霧です。霧の下は湿った空気と曇り空でとても寒いのですが、霧の上に出ると太陽燦々で暖かいんです。とは言え、日中の最高気温も結構下がって来ているので、朝のうちは手袋をしての登山でした。
登りは赤白マーキングのルートを登りました。マーキングが少なめな上に、途中ルートが何本かあるので、歩きやすいルートを見つけて歩く楽しみがあります。そして頂上まであと300mくらいの場所から。相変わらずの霧の海。
奥のほうはオーストリアのアルプスです。
おなじみChurfirsten方面は霧がすっかり晴れました。
Schafberg(羊山)の由来、羊です。沢山いましたよ。
それにしても、かなり急な登りでヒーコラ言いながら、まずはVorgipfel(頂上、前座)へ。
2363mの前座からはザイルを伝って崖を下り、小さな稜線を歩いて、頂上、2373mへ行きます。リュックサックやストックはここに置いて行きます。
写真で見ると大したことのない下りですが、実際にはザイルが結構邪魔で下りにくい場所でした。ははは。
頂上から前座を望みます。(写真左手が前座で、ここから稜線を一度下り、また登り返します。)稜線は見た目より広いです。
頂上後ろにはSäntis, 2501mとRiesengratがよく見えていました。
そして下り。前方にずっと見えているAltmann, 2436m。格好良い山です。いつか登りたいですねえ。。。。
帰りは青白ルートで。まずはこのがれ場。この石、ほとんどが浮き石です。その上、マーキングがほとんどなく、更には古いマーキングと新しいマーキングが混在していて、結局のところ、地図を頼りに大まかな方向を見定めて、後は歩けそうな所を歩くのみです。(結果、古いマーキングが結構役に立ちました。新しいマーキングは最初浮き石の激しい方面へ誘導していたので始めから無視です。)霧の中では歩きたくない場所です。
この看板が一応の目印。右へ行くとAltmannへ行かれるのですけれど、マーキングはこれきりで、後は自分で道を開拓する、という話を聞いて躊躇しています。。。。。
この登山道、4段階に分けることができます。最初はがれ場。そしてこの激しい下りをなんとか下ると、第2のがれ場到着です。
いましたよ、山羊さん。背中が痒いらしく、がりがり、ぼりぼり。。。。。
なんだよ〜という感じでこちらを見ています。
ここが第2のがれ場全体図です。第1がれ場はこの壁の向こう側で、すでに見る影もありません。
第2のがれ場からは結構簡単に脱出できます。そして来るのがお花畑。この辺りからは普通に歩けます。でもここを登るとなったら結構きついと思います。のぼってものぼっても同じ景色。。。。。すっかり霧の中に突入で嫌ですねえ。。。
第3ステージの全体像。霧が出たり消えたりの午後だったので、後ろが見えませんが、雲の中には第2ステージが隠れています。
そして第4ステージがこの壁。全部降りて来てから見ると、一体どの辺りに道があったのか、すでに分からないです。ここから川沿いにあと300mほど下山して終了。
まとめ。登りには赤白コースがおすすめです。結構急登ですが、コンパクトな登りで飽きることもなく、嫌になることもなく頂上まであっという間に到着します。
青白コースを登りに使うのは精神的に辛いような気がします。どこから登っても1000mくらいの登りですが、このコースを登るとしたら感覚的に2000mくらい登っている気分になるような気がします。
by alpinistin
| 2016-09-23 04:46
| T4 難しい登山
|
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