Sellamatt-P.1847-Sellamatt

出発地 Alt.St.Johann, 895m でPostauto下車。進行方向右側にゴンドラ駅が見えます。Sellamatt, 1400mまで一気に上がります。このゴンドラはChurfirsten登山には欠かせない場所です。車でお越しの方も無料駐車場が沢山あります。(ただし炎天下。)
到着地 出発地と同じ。Sellamattのゴンドラ最終時間に注意。
登山日 2015年7月30日
難易度 T4(途中までは青白マークを登山し、途中よりマーキングなし。)
標高差 500m

今回は頂上を目指す、というよりスイスではものすごく珍しいと言われている幻の花を探すのが目的。
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途中まではこんな感じでマーキングされた道を登りますが、何せ濡れたカルキ質の岩ほど滑りやすいものはありませんから、両手両足動員で慎重に登ります。
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Campanuloideaeも水滴の重さで下を向いています。
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ある地点で登山道を外れて腰まで埋まる濡れた草の間をかき分けながら進みます。そして目的の花を探します。
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Gentiana pannonicaが目的の花。沢山ではありませんでしたがありました。1800m付近。
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それにしても濡れた草には参りました。靴から靴下からそれこそ下着までびしょぬれです。
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その後、山の頂上へ登るのは危険、滑りながらよじ登った崖を下るのもザイルなしでは危険と判断し、秘密ルートへ抜けることにしました。ミリタリーの落とし物が落ちていましたよ。
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霧が深くて良く見えませんが、トリカブトAconitum Napellusです。
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視界がこのような場合、土地勘の無い方は歩かないほうが良いです。この視界の先が断崖絶壁の可能性もあります。この時点でも草の高さは腰丈。又、昔氷河だったこの場所は地面がカルキ質の岩で、貝の化石などがむき出しになっていて、間違えて手をついたり転んだりすると、鋭い岩でかなり深く切る危険があります。同行者とは距離を置かないよう注意しながら一歩一歩下山します。(霧に包まれた場合、全員が固まって移動することが鉄則です。ちょっと見に行って来る、というようなことは絶対にしないでください。
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森林限界が近くなると植物の丈もさらに高くなります。背の小さい私にはなかなかの至難の場所。
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気温が低かったことに加え、(Sellamattで11度でした。)濡れたものでとても寒く、車にたどり着いたときにはほっとしました。(笑)

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by alpinistin | 2015-07-31 21:15 | T4 難しい登山 | Comments(0)