Disentis-SAC Cavardiras Hütte

出発地 Caischavedra 国鉄Disentis駅より大型ゴンドラ。乗り場は駅から15分ほど歩きます。
到着地 SAC Cavardiras Hütte
登山日 2013年8月15日
難易度 T5
標高差 900m

山好きが高じて、2012年、13年とSAC Cavardiras Hütte, 2649mで小屋番をしていました。
この小屋は夏期10週間だけの営業で、クルーは1週間交代ですが私たちは10日間いました。
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SAC Cavardiras Hütteへは3種類の登山道がありますが、この日は何せ荷物が重たかったので一番標高差の少なく、短時間のルート、ただし一番難しい、を選びました。出発地は上記の通りCaischavedra, 1860mです。ゴンドラ駅まで、Disentis駅からアスファルトの道を15分ほど登ります。ここが意外ときついので要注意です。
青白マーキングの登山道はよく整備されています。途中にあるLag Serein, 2250mという小さな湖までは赤白マーキングで、標高差もそんなにないので子供連れハイカーにもよく出会います。この写真は湖を過ぎていよいよ壁が見えて来た所。小屋はこの壁の裏側です。
この景色からは信じられませんが、裏側は小さな氷河があり、小屋へ行くのには氷河を超えるので、侮れないコースです。
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夏ですねえ。
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いよいよ壁へ突き当たり、よじ上ります。自分の上半身より大きいんじゃないかというリュックサックには、小屋からリクエストされた新鮮な野菜なんかがぎゅうぎゅうに詰まっています。自分の荷物は7月頭にヘリで荷揚げしてありますが、最低限必要な水と野菜でなんと25kg。。。。。これを背負っての崖登りは結構つらいものがありました。
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そして稜線。右側が氷河です。
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稜線にはずっと鎖が張ってあるので余程のことがなければ落ちる心配もありませんが、足場はあまりよくないですし、なにより荷物が。。。。。ということで慎重に。(本当のところは、ちょうど鎖の辺りを歩くので、荷物を持って屈んで鎖を持つというのは逆に怖いので、無用の長物とクルーの間では不評の鎖なのでした。)
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これが氷河全景。この年はとある実験をしていました。6月に少人数で氷河にフリースをかぶせに行き、夏の終わりまでにどの程度雪が溶けるのかの調査です。水の確保が大変な小屋なので、雪解け水は命綱なんです。
8月中旬で160cm溶けていました。私の身長より高い。。。。
氷河の通過ですが、クルーがその日の天候によってロープを張り、目印のコーンを立てて、はしごをかけたりしますので、コーンを目印に歩いていれば大丈夫ですが、午後になって雪が溶けて来るとアイゼンがあったほうが楽だと思います。
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小屋から見た氷河テーブル(とクルーで名付けていました。)私たちがクルーだった週はこの氷河テーブルを使ったイベントを企画していた週だったので、暗くなってから皆で松明を持って氷河を照らしに行きました。
(この時は全員アイゼン、ピッケルでザイルで繋がって行きました。いやはや、氷河の割れ目がありますからねえ。。。)
この小屋から何度か遠足に出かけていますので、そのことはまたの機会に。

それにしても、最近山に行かれず、過去の山を振り返るだけで欲求不満がたまるばかり。。。。。つまらん。

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by alpinistin | 2015-09-07 18:44 | T5 非常に難しい登山 | Comments(0)