Mornen(Murgtal), Maschgenkamm - Magerrain - Mornen, Maschgenkamm

出発地 Mornen, 1335m バスが一日に何本か出ているようですが、車が断然便利です。またはMaschgenkamm, 2019m 国鉄Unterterzen駅下車、ロープウェイを乗り継ぐ。
到着地 出発地と同じ
登山日 2012年8月1日、8日
難易度 T4
標高差 1200m、又は500m

出発地が2カ所あるのは、1度目のアタックで失敗しているためです。どちらから出発してもマーキングなしのルートで、一度目は幅が50cmほどの岩の割れ目をザイルで下る、という噂の割れ目を見つけられなかったのが原因で登頂失敗。ネットで情報を集めて、2度目はMagerrain, 2524mの裏側から登るルートを探してようやく成功しました。

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写真中央にある山系の一番右側が噂のMagerrain, 2524m。ちなみに一番左側の突起はSpitzmeilen, 2501m。いつか登りたい山のひとつです。
Maschgenkamm, 2019mからは車いすでもまわれる散歩道が整備されています。沿道には保護高山植物が沢山咲いている上に、植物のすぐ脇に小さな案内板があり、植物について勉強することもできます。そんなこともあり、夏場、天気のよい週末などは本当に賑わっています。
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Nigritella nigra, バニラの香りのするこの花、ここで生まれて初めて見ました。
私たちはErdisgulmen, 2293mというところまで赤白のマーキングに沿って歩きました。
ここから先、ルートを外れて、噂の岩の割れ目を探しましたが、どこまで行っても見つからない。遠く先には糸のような細い道らしきものが見えているものの、100mほどザイルで下る場所が見つからないことにはどうにもなりません。
少し戻って、表側から登れそうな場所を探すことにしました。
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ここは本当にスイスですか?というような羊の群れの間を通り抜け、(ちなみにここ、ものすごい急斜面でした。)
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こんながれ場をいくつも通り過ぎ。。。こういう場所って本当に神経を使います。一歩歩く毎に石が崩れますし、自分が滑り落ちないように常に3歩先を読みながら歩くって嫌ですねえ。。。
で、ほとほと疲れて敗退。
再挑戦は1週間後。私、意外と粘着質なんです。一度決めたことは絶対に達成するまで諦めません。
今度は友達の猟師さんに案内役を買ってもらい、Murgtalからの出発です。1週間前とは打って変わって、登山道は小さな小川。泥と水で滑りながら高度を稼ぎます。
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Erdisgulmenの裏側あたり。さすがにこちら側は人気もなければ、マーキングもありません。
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写真中央の壁のくぼみ、ここが前回敗退となった原因の場所。Türli。ザイルで降りられる場所が見つからなかったのです。(はい、くどいですね。)
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Eriophorum科が沢山咲いていました。
この後は45度の急斜面を登りやすそうな部分を探してひたすら登ります。マーキングのある登山道がどれだけ有り難いかを思い知る登山です。一歩一歩踏み出すこと以外、何も考えられません。ひたすら一歩を踏み出し、どうにかこうにか到着。
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Spitzmeilen方面。この日は雲が多く、また風も強かったので、登ったという達成感を味わう間もなく、また来た道を下山。
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Erdisgulmenまで下りたらこの青空。これだから山の天気はなんとやら。。。
この日はさすがにGipfelwein(頂上ワイン)という祝杯を上げました。

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by alpinistin | 2016-01-30 19:36 | T4 難しい登山 | Comments(0)