Olten-Aarau

散歩日 2016年12月18日
出発地 Olten SBB国鉄駅
到着地 Aarau SBB国鉄駅
標高差 ?
難易度 ?

師走が忙しいのは仕方がないこととして、あんまりスペックのよくない私の脳みそはパンク寸前だったもので、久々の休みだった本日、頭の整理の為に歩いて来ました。
国鉄、急行、特急電車で一駅分(10分くらいでしょうかねえ。)、なんと4時間以上かかりました。

e0356046_17014213.jpg

基本的にはAare川沿いに歩きます。気温0度前後の中、森の中あり、ちょっとした住宅街を抜け、原子力発電所のすぐ脇を歩いたりするコースです。
Kopf lüften (頭の換気)、頭の換気には最適のコースでした。

e0356046_17022418.jpg

スイスで一番古い原子力発電所の脇もルートです。この橋を渡りきる寸前に右側へ降りられるようになっていて、橋の下をくぐって左へ抜け(ふむむ。。。難しいですねえ。。。)左側へ敷地と平行してどんどん進むんですけれどねえ。。。1メートル置きくらいに監視カメラが設置されていて、ここは刑務所かっていうくらいに物々しい雰囲気でした。





山のことがテーマのブログなので、政治的発言等は避けて来ました。初めて原子力発電所をこんなに間近に見て、やっぱり書いておこう、と思ったので追記。

去る11月、スイスでは原子力発電をすぐに止めるか、予定通り2050年完全撤廃にするかを問う国民投票がありました。結果は、新しい原子力発電所などは建設せず、予定通り2050年に完全撤廃をする、ということになりました。
すぐに止めるのには代替えエネルギー案が不十分なこと、核燃料の最終処分や新しい送電線整備のコストの負担問題が未解決、などという理由から、即時、脱原発は難しいという判断になりました。

投票結果は54パーセントが即脱原発に反対。
48パーセントが賛成。
私自身は、最初賛成でしたが、最終的には反対にまわりました。(賛成派の意見が少々過激だったものと、代替えエネルギーについてほとんど言及されていなかったからです。)

これから新しい原子力発電所を作らずにいても廃炉は2050年!と長い年月がかかります。その間事故が起こらない、という保証はどこにもありません。リスクは覚悟の上で2050年を目指す、というのがスイス全体の方針です。

日本政府の決定を見ていると、この人達は正気なのだろうか?と思わざるを得ないことが多々あります。
原発は安くて安全だ、というのなら何故1m置きに監視カメラが設置されて、何重にもバラ線が張り巡らされ、セキュリティの人が24時間態勢で敷地内を監視している必要があるのでしょうか?電気代が安いのなら、福島の原発処理の為に電気代が値上げされる必要があるのでしょうか?

外から何を勝手なことを言っている、と言われてしまうかもしれませんが、日本の千鳥足が非常に時代錯誤に見えてしまいます。



[PR]
by alpinistin | 2016-12-19 04:00 | 番外編 | Comments(0)