Bolétt-Caman-Bolétt

出発地 Bolétt, Bignascoから15分ほど登ったところ
到着地 出発地を同じ
登山日 2017年10月21日
難易度 T3
標高差 600m

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アルプス北側から南側へ抜ける世界一長い?NEATトンネルが昨年完成し、Ticino地方へのアクセスが随分楽になりました。
トンネルを抜けると、太陽がサンサンと照り、ヤシの木や椿が満開。家の形(特に窓)も北側とは異なり、電車の案内も突然イタリア語に変わります。気分はすでにイタリアです。スイスは全体的に海抜の高い場所に位置していますが、Ticinoだけは例外です。標高1000mの山なんて、ドイツ語圏では丘ですが、Ticinoでは山です。

今回滞在していたBolétt, 535mはLocarno, 198mからバスでとっとこBignasco, 443mまで行き、そこから登山道を15分ほど登った場所にあります。

この日は栗拾い散歩にいくぞ〜ということで、そんなもんいらんと笑われながらも水とチョコレートを持って出発です。

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え?整備された登山道ではないんですか?
これをどうやって渡れ、とおっしゃいますか。。。。。
めっちゃくちゃに急な上にブナの落ち葉の滑る事と言ったら、雪なんてかわいいもんです。その上、ブナの葉っぱはなかなか朽ちませんから、場所によっては腰まで埋まってしまいますよ。

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ということで途中で杖をゲット。この長さの違いが斜面の急さを物語っています。短いのが上手用、長いのが下手用。なんで3本か?私を案内してくれたM氏は1本あれば十分だ、とのことでしたが、下りで一度盛大にずっこけてくれました。。。。(笑)

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ここがCaman, 1185m。Ticino地方の特徴。有名どころの山にはロープウェイ、登山道、マーキングなんかがバッチリ整備されていますが、名も無き山にはマーキングすらありません。ということで、GPSを頼りに登ります。何せ、途中に時々絶対に登れないような岩場が出現したりするので、ドイツ語圏では必要ないGPSが大活躍です。Ticino地方特有の石積みの小屋、屋根が崩落しているものあり、壁もないものありですが、その昔は栗の乾燥小屋として活躍したそうです。スイスの法律で、屋根が崩落したものは家とは認められず、修復しようにも手も足も出ないそうです。その上、こんな辺鄙な場所に来るのには歩きかヘリか、ということであちこちに廃墟がありますよ。

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はい、私の持ち物、これだけです。栗拾いの散歩だって言った奴はどこのどいつじゃああ〜!!チョコレートは独り占めじゃ!!
ということで、登りで目を付けていた栗の木、数本の下で栗拾いをしながら下山します。

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木に生えていたきのこ。すっかりひからびていました。

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こんな感じでどんどん拾います。

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そろそろ暗くなりかけた頃、ようやく民家の見える場所に到着しました。この日の収穫は5kgくらいあったと思います。


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Commented by みいちゃん at 2017-11-01 08:59 x
童話の世界のような写真が素敵です。
ネズミ返しのついたスイスの家も良いけれど こんな石造りの家も良いですね!!!
Commented by alpinistin at 2017-11-03 04:05
> みいちゃんさん
珍しく忙しくしているもので、お返事遅くなりました。
ネズミ返しのついたスイスの家って。。。。。 (苦笑)石の家もスイスの家ですよ。
Ballenbergという所にスイス各地の家を豪快に展示していて、さらに工芸なんかを体験できる村があるそうです。一度行きたいなあと思いつつ、なかなか。今度いらした時にでも行きますか?
by alpinistin | 2017-10-29 20:37 | T3 登山 | Comments(2)