Bolètt-Cevio-Cavergno-?-Bigasco
2017年 12月 05日
出発地 Bolètt
到着地 Bignasco
登山日 2017年12月3日
標高差 700-900m
難易度 T3
ドイツスイスは雪、イタリア語圏は快晴という冬独特の天気図だったこの週末。バイバイ、雪!バイバイ、灰色の空!ということで、さくっとイタリア語圏へ避難してきました。
Bolètt, 597mはまだ晩秋でした。
日本では珍しくもない霜柱、当地では結構珍しい存在らしく、ドイツ語圏で見かけることは滅多にありません。
日曜日午前中、山に登ってそのまま帰るつもりで、家の戸締まりやら、水道の水抜きやら何やらかにやらを済ませていざ出発です。目的地はCevio, 416mまで下り、そこからFaido, 711mを抜けて、雪で登れなくなるまで登ろうという大まかな計画です。
こんな宿り木に見とれていると、地面は相変わらずのブナの葉っぱでツルツルですからねえ。。。スッテンコロリンしないよう要注意です。
こんな氷の芸術???を見ながらCevio方面にテクテク歩いていたのですが。。。。
あ、ゴミ捨て忘れた!
取りあえずFaidoまで行ってから一度Bignascoの家まで戻ろうということで、Cevioまで下ります。
がーん。。。。。日陰。
太陽が照っている所はゴアテックスヤッケもいらない程だったのに、日陰に入った途端、手袋、マフラー、ありったけのものを着ても寒い。。。。。
ということでBolèttまで戻り、ゴミ捨てをしてからもう一度ルートを練ることにします。
公共のごみ捨て場はBignasco, 443mのもう一つ奥の村、Cavergno, 459mにあります。こういう細い路地を抜けてゴミ捨て。本日はCavergnoの裏山に登る事にします。
途中、こんなKrippeがありました。
ということで、登ります。マーキングなんてもちろんありません。
ドイツ語圏は雪で真っ白だというのに、ここは秋。なんだか変な感じです。
Ticino地方、特有の地形です。谷があり、そこからは垂直に山がにょきっと。
Lerchの黄金色はWallisには負けますけれど、やっぱりいいですねえ。
Bolètt方面を見下ろします。この中にZweifelというポテトチップス会社の社長さんの別荘がありますよ。
ここまで来た時点で太陽が沈んでしまいました。
するとあっという間にこんな冬らしい景色というか色に様変わり。そして寒い。
ということで登った道を引き返します。
Ticinoでも標高2000mを超すとやっぱり雪みたいですね。
あんまりに寒くて、駆け足で下りますが、ここもやっぱりブナの落ち葉でツルツルです。
Bignascoに到着してバスを待つ間に柿を失敬。
ということで、名もない山の途中まで登って降りて来た、という頂上ハンターさんから見たら信じられないでしょう適当山登りを楽しんだ日曜日でした。
到着地 Bignasco
登山日 2017年12月3日
標高差 700-900m
難易度 T3
ドイツスイスは雪、イタリア語圏は快晴という冬独特の天気図だったこの週末。バイバイ、雪!バイバイ、灰色の空!ということで、さくっとイタリア語圏へ避難してきました。
Bolètt, 597mはまだ晩秋でした。
日本では珍しくもない霜柱、当地では結構珍しい存在らしく、ドイツ語圏で見かけることは滅多にありません。
日曜日午前中、山に登ってそのまま帰るつもりで、家の戸締まりやら、水道の水抜きやら何やらかにやらを済ませていざ出発です。目的地はCevio, 416mまで下り、そこからFaido, 711mを抜けて、雪で登れなくなるまで登ろうという大まかな計画です。
こんな宿り木に見とれていると、地面は相変わらずのブナの葉っぱでツルツルですからねえ。。。スッテンコロリンしないよう要注意です。
こんな氷の芸術???を見ながらCevio方面にテクテク歩いていたのですが。。。。
あ、ゴミ捨て忘れた!
取りあえずFaidoまで行ってから一度Bignascoの家まで戻ろうということで、Cevioまで下ります。
がーん。。。。。日陰。
太陽が照っている所はゴアテックスヤッケもいらない程だったのに、日陰に入った途端、手袋、マフラー、ありったけのものを着ても寒い。。。。。
ということでBolèttまで戻り、ゴミ捨てをしてからもう一度ルートを練ることにします。
公共のごみ捨て場はBignasco, 443mのもう一つ奥の村、Cavergno, 459mにあります。こういう細い路地を抜けてゴミ捨て。本日はCavergnoの裏山に登る事にします。
途中、こんなKrippeがありました。
ということで、登ります。マーキングなんてもちろんありません。
ドイツ語圏は雪で真っ白だというのに、ここは秋。なんだか変な感じです。
Ticino地方、特有の地形です。谷があり、そこからは垂直に山がにょきっと。
Lerchの黄金色はWallisには負けますけれど、やっぱりいいですねえ。
Bolètt方面を見下ろします。この中にZweifelというポテトチップス会社の社長さんの別荘がありますよ。
ここまで来た時点で太陽が沈んでしまいました。
するとあっという間にこんな冬らしい景色というか色に様変わり。そして寒い。
ということで登った道を引き返します。
Ticinoでも標高2000mを超すとやっぱり雪みたいですね。
あんまりに寒くて、駆け足で下りますが、ここもやっぱりブナの落ち葉でツルツルです。
Bignascoに到着してバスを待つ間に柿を失敬。
ということで、名もない山の途中まで登って降りて来た、という頂上ハンターさんから見たら信じられないでしょう適当山登りを楽しんだ日曜日でした。
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ありばば
at 2017-12-05 22:00
x
なんだか日本の山の中の今時っぽいですね。
イタリア語圏だと、柿もなっているのね。
ごみをほかの地域に捨てたら、日本だとこら!と言われちゃうけど、そんなこともなく…ごみを捨てるために山登り途中で家に戻るなんて、まったくどうなっている??と感じましたが、そのゆるやかさに笑えました。
フーテンの山ガールですなあ!
イタリア語圏だと、柿もなっているのね。
ごみをほかの地域に捨てたら、日本だとこら!と言われちゃうけど、そんなこともなく…ごみを捨てるために山登り途中で家に戻るなんて、まったくどうなっている??と感じましたが、そのゆるやかさに笑えました。
フーテンの山ガールですなあ!
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alpinistin at 2017-12-06 05:26
> ありばばさん
こんばんは。
今年は晩秋の山をすっかり逃してしまったので、ここで取り戻せたというか何というか。。。。柿、ここ数年でようやくドイツ語圏でも買えるようになったのですが、イタリア語圏には随分立派な木が沢山あります。(桃栗3年、柿8年でしたっけ?ということはイタリア語圏には随分昔からある果物なんでしょうね。)
同行M氏が道中、うわっと叫んだもので一体何事かと思ったら、ゴミ捨て忘れたそうでして。。。小さな田舎の村、日本の田舎みたくものすごい車社会なもので、ゴミ捨て場も隣村にしかないんですよ。
まったく何やってるのかと自分でも思いました。郷に入っては。。。。ごにょごにょ。。。ということでイタリアらしい週末でした、ということで駄目でしょうか?(笑)
こんばんは。
今年は晩秋の山をすっかり逃してしまったので、ここで取り戻せたというか何というか。。。。柿、ここ数年でようやくドイツ語圏でも買えるようになったのですが、イタリア語圏には随分立派な木が沢山あります。(桃栗3年、柿8年でしたっけ?ということはイタリア語圏には随分昔からある果物なんでしょうね。)
同行M氏が道中、うわっと叫んだもので一体何事かと思ったら、ゴミ捨て忘れたそうでして。。。小さな田舎の村、日本の田舎みたくものすごい車社会なもので、ゴミ捨て場も隣村にしかないんですよ。
まったく何やってるのかと自分でも思いました。郷に入っては。。。。ごにょごにょ。。。ということでイタリアらしい週末でした、ということで駄目でしょうか?(笑)
by alpinistin
| 2017-12-05 06:39
| T3 登山
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Comments(2)