Arvenbüel-Vorder Leistchamm-Mittler Leistchamm-Leistchamm-Arvenbüel

出発地 Arvenbüel
到着地 出発地と同じ
登山日 2018年6月2日
標高差 900m
難易度 T5+

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土曜日の夕方、写真の左から右へ縦走?してきました。

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Arvenbüel, 1273mを出発したのが16時過ぎ。途中で下山してくる人に時々会いますが、これから山へ登る人にはもちろん会いません。Tritt, 1769mからGocht方面を目指し、この時とほとんど同じルートでPt. 2097mまで登ります。

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Ranunculus alpestrisが元気一杯に咲いています。

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前回よりずっと雪の多い道無き道を登ります。

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で、Vorder Leistchamm, 2097mまたはPt. 2097mに到着。

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この後のルート、雪原横断をして右奥に見えている崖登り。その後は雪の質次第でルートを計算して、一番右奥の頂上を目指すというメニューです。

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あっという間にザイルに繋がって、シュタイクアイゼンの出番ですよ〜。

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崖登りする直前に横断した雪原って、傾斜が90度ですか???というところを横断していたみたいです。
どうでもいいんですけれど、右側に見えている崖を登ります。登るというか、最初は崖を横断しながら高度を上げて行きます。ここはかなりの真剣勝負でした。ちなみに、写真は雪原から少し崖を登って最初に少しだけ両手を離して立てた場所から撮りました。

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登って到着しました。夏ですから、この時点で19時くらいだったかな?まだまだ明るいですよ。

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一応、証拠写真を撮ってから登って来たルートを引き返し、崖の下をぐるりとまわる形で次の頂上を目指す事にします。

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ということで、こんなことになってズンズン下りますよ〜。

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ここは雪が無い季節にはほとんど使えないルートですので、雪があってしかも日の長い季節に行こう、と密かに計画していたんです。

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これがさっきまでいた頂上、Mittler Leistchamm, 2096mだったかな?

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で、次の頂上を目指しますよ〜。ここ、20mのザイルを2回半分。久々に崖登りでウッホーヤッホーでした。

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で、到着したのが普通の登山道で登って来られるLeistchamm, 2101m。ここで日が沈むのをのんびり眺めます。私たちの他にはもちろん誰もいませんでしたので、こんな景色を独占ですよ。

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なんだかとってもキッチュなんですけれど、壮大な景色が目の前に広がっていて、結構感動しましたよ。

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頂上の十字架と一緒に。
下山は登山道を使って楽々下山してきました。

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使い回し写真ですが、これは下山途中に本日ルートのほぼ全景が見えたので一枚撮ったものです。
Arvenbüelに到着したらすでに22時。夕方からでもこんな登山が楽しめるとは期待以上でした。

おまけ。
今日は同じ地方でのガイド登山をしてきました。昨日登った場所がしっかり見えていて、昼間と夕方では見せる顔が随分違うなあ〜と、ニマニマしながらのガイドでしたので、お客さまに、この人頭おかしいんじゃあないか?と思われていないといいですけれど。。。。。(苦笑)

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ガイドをしたお客さんにプレゼントした草っ原の花束です。

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Commented by tomomato at 2018-06-04 14:57
夏は日が長いから夕方からこんな本格的な登山ができるのですね。 崖登り、 すご〜い。 このかたの靴のプロファイルがかなりすり減っているけれど。 笑   こんな景色を夕暮れに見たら気持ちが良いですね〜。  雪のある時にしかいけないルートがあるって全然知りませんでした。 面白いなあ。
Commented by みいちゃん at 2018-06-04 16:23 x
あの~ 普通の登山道で登れるところを わざわざ崖を這い上がって登るのですか?
好きというか・・・(笑)
しかも夕方からの登山だなんて 夏のヨーロッパならではですね・・・
でもここのところ 難しい山ばかりで 本業の方も大丈夫なんでしょうか・・・。
お気をつけて下さいね。
Commented by ありばば at 2018-06-04 22:26 x
すごいところを登るのですね、ビックリです。
岩登りそのもの‥そこに雪がついているのだからスゴイっす。
90度はあるようなところにへばりつく雪‥え~~ずり落ちないのかしら?
ドキドキしながら楽しい登りだったのでしょう、きっと。
白い花はラナンキュラスなのね。黄色が普通かと思ってました。園芸種だと幾重にも花びらがあるけど、一重で清楚‥
山の花はすてきです。
Commented by alpinistin at 2018-06-05 05:44
> tomomatoさん
こんばんは〜。夕方からの山登り、癖になりそうです。誰にも会わないし(こんにちはを何度も言わなくて済むし、登山道を譲り合う必要もなしですからねえ。)野生動物にも沢山会えました。一緒に登った友人、なんとミリタリー時代からの靴だそうでして、これじゃないと駄目なんだ〜とのこと。(笑)
ともさんの登山もとっても素敵!!外で食べるフォンデュって何かひと味違うような気がします!そして春のお花も丁度見頃でしたね。黄色のアネモネ、ドイツ語圏では土地がカルキ質なので、黄色くならずに白のままなんですよ。
自然からエネルギーをもらって、1週間また頑張りましょうね。
Commented by alpinistin at 2018-06-05 05:48
> みいちゃんさん
普通の登山道で登れる山の頂上は目的地、ということでして。。。。いつものように、頂上を楽しむ登山客さん達を驚かせたらいけないと思って、人気がなくなる時間帯を待ったのでありますよ。
難しい山と本業は関係ありませんって。山に登ると頭がスッキリして元気になりますからねえ。本業にも良い影響しかありませんって。わっはっはっはっは。(一応、園芸用手袋は持ち歩いていて、カルキ質の岩を登る時には一応、形だけ手袋してます。)
Commented by alpinistin at 2018-06-05 05:52
> ありばばさん
いやはや、私も登り終わってからルートを見て自分でびっくりしました。(笑)
雪の質読みにはかなり神経を使っています。雪崩に巻き込まれたらひとたまりもないですからね。山登りをしていなければ天気図も読めなかったでしょうし、様々な雪の状態を知る事もなかったと思います。学校の机では勉強できないことを沢山学んでいますよ。
ラナンキュラス科の花、平地では黄色ですし、雑草です。でも山で見ると素敵な花に見えるから不思議なものですよね〜。
Commented by みいちゃん at 2018-06-06 17:39 x
今またブログを見ましたら 最後に写真が追加されていましたが こんなに花をとっていいのですか?
日本では昔は十五夜さんとかの花は野原で採ってそなえましたが 今では花をとるのは罪のような気になってしまいますが・・・。
しかし・・・きれいな花束ですね。
Commented by alpinistin at 2018-06-07 03:18
> みいちゃんさん
お客さまからメールでこの写真が送られて来たのですよ〜。
この花は全部牛さんの餌になる草原のものなので、少しくらい頂戴しても誰にも文句は言われません。(でもまあ、ブームになると、ローラー作戦ごとく根こそぎ全てが無くなる、という日本だったらきっと無理でしょうねえ。。。)
こんなおおらかな所もスイスの良さのひとつでしょうかねえ。(というか、自分が確立していて、人が何を持っていようが、例え、友人が半年休暇を取ろうが、ひがみだとかやっかみだとか、そもそも流行に関する興味みたいなものが全くないですからねえ。。。)花束、今日もまだきれいに咲いているそうですよ。
by alpinistin | 2018-06-04 02:56 | T5+ 装備必要な山 | Comments(8)