カテゴリ:T3 登山( 38 )

出発地 Arvenbüel
到着地 Amden
登山日 2018年12月11日
標高差 800m途中の標高差を加えると1100mほど
難易度 T3(スノーシュー)

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前回の登山が11月半ばでしたから、1ヶ月近く山に行っていなかった計算です。。。。

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そんな久々の山登りがいきなりモンスター登山(!)となりました。おなじみArvenbüel, 1272mを出発した時には雪が降っていました。今シーズン初のスノーシュー。行かれる所まで行ってみよう、ということで気軽にスタートです。

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お天気もなんだか降ったり止んだり。。。まだスノーシューの登り用補助を入れる事なく普通に歩いていますよ。

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なんでも月曜だけでかなり降ったそうで、全部で50センチほど積もっていた上に、足跡がほとんどなかったもので、Ch氏と交代でシュプール作りです。これ、結構きついんですよね〜。

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この辺りで雪は止んでくれたものの、寒い。スキー用手袋をしていたにも関わらず手がかじかむ。。。。

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で、最初の目的地、Flügespitz, 1715m。細い稜線はまるでアルピン登山のようでした。ここ、雪崩の危険があるので、地形に詳しくない方の一人登山(グループ登山も)おすすめできません。

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我らの登って来た稜線と、後ろのお隠れのLeistchamm, 2100m。この間までここでのんびりポルチーニを採っていたというのに。。。。

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で、反対側(東側)へ降りるのですけれど、ここの下りは怖かった。。。。体感90度。実際には50度の傾斜の上に、雪が少なかったものでスノーシューを固定出来る場所がないですから、ずるずる滑るしかないです。しかも、ここは雪崩が頻繁に起きる場所で、死亡事故もあった場所です。細心の注意をしながらなんとか突破。。。

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あとはこんな森の中を歩きながら、Vorder Höhi, 1537mを目指します。
Vorder Höhiにて、Gulmen, 1789mを訪ねてから帰るか、このまま下山するかの相談、というより、取りあえず行っておくよね、という確認をして、再び登ります。

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冬には冬の花がありますねえ。。。

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夏のようにはコラボも上手く行きませんが、シーズン初めということで。。。

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で頂上が見えて来ました。スキーの跡がないGulmenなんて初めて見ました。

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今回はいつもとちょっとルートを変えて登ります。おかげさまで、こんな雪の芸術を間近に見る事ができました。

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で、頂上。ここからAmden, 935mまで一気に下ります。

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なんだか聖書にでも出て来そうな景色ですよ〜。
ということで、久々の登山を楽しんできました。(明日、筋肉痛だろうなあ。。。。)

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by alpinistin | 2018-12-12 08:17 | T3 登山 | Comments(1)

Braunwald-Lauchboden-Braunwald

出発地 Braunwald
到着地 出発地と同じ
登山日 2018年7月7日
標高差 1000m
難易度 T3+

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お花見登山隊、出動してきました。場所というか、道のりはもう省略してもいいですよね??例によってBärentrittを経由して私のパラダイス、LauchbodenからOrtstockを眺めてBützi方面へ下山、Ortstockhausを経由してBraunwaldまでという毎年2、3回は歩くお花見街道です。

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登りではこんな方も咲きそろっていました。

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ここがBärentritt入り口への入り口、ってもう一体何枚ここの写真があることやら。。。。でも、いつ歩いても何か新しい発見があるんですよ。

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Bärentritt入り口を振り返ってみました。ここにたどり着くまでのがれ場、今日は雨の後だったからか歩きやすかったです。

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はい、私のパラダイス。2週間前はここ全て雪に埋もれていたというのに、随分溶けました。でもOrtstockやHöch Turmを訪ねるのにはシュタイクアイゼンがないとちょっと無理そうですね。

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そして今年のエーデルさん。ものすごく多いです。

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定番ですけれど、Nigritella nigra と Aster alpinus。ちょっとだけ秘密を教えますね。エーデルさんはAster alpinusと同じ場所に生息しているんですよ。お互い、好きな土壌が一緒なので、紫のアスターを発見したらエーデルさんがいる可能性が結構高いですよ。

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これは教科書に載るような例ですけれどね。あはははは。

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紫のアスターはエーデルさんよりも目立つので、エーデルさん探しのご参考までに。うふふふ。あ、あんまり人に教えないでくださいね。

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まだまだ雪が結構残っている場所もあります。
ちなみに、今日は4人に声をかけられて、登山道なんかの質問をされました。最初はOrtstockを目指している、という2人組。シュタイクアイゼンがないと無理じゃないかなあ?と。。代わりになりそうな登山道を教えてあげて、無駄話をしていると、なんとSACの仲間でした。(セクションが違ったので、会う事はまあないのですけれどね。)スイス人、SAC会員だということを結構誇りに思っている人が多くて、同じ会員同士だ、と分かると途端にSieだったのがDuになり(敬語がタメ語になる感じです。)ものすごい仲間意識を感じました。
後の二人はBärentrittを経由して下山したい、という方達。見るからに無理そうだったので、戻った方が良いと思いますけれど。。。と忠告しましたが、聞いてはもらえませんでした。無事下山できたといいですけれど。。。

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それにしてもエーデルさんを眺めるのに一生懸命で全然前へ進みません。

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エーデルさん、こんな風に何気なく咲いているんですよ。だから見逃す人も沢山いるんです。

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他の地域ではそろそろ終わりに近いTrollius europaeusもここでは満開でした。

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Ortstockhausへ下山途中、どこからか良い香りが。。。。あんまりに良い香りなので香りの持ち主、Daphne striataがきっと近くにあるに違いない、と思って探します。ちょっと登山道を外れて草っ原を登ったところにいました。

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そして、Daphneさんを探したおかげで見つかったこの方!!!!Tödiの帰りに見て以来のPulsatilla vernalis。この方、あっという間に咲いてあっという間に散ってしまうので、ほとんど見られないんですよ。もううれしくて沢山写真を撮りました。

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で、こんなお花見街道を下って本日のお花見終了。
下界は晴れていた上に暑かったです。

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by alpinistin | 2018-07-08 04:12 | T3 登山 | Comments(6)

Elm-Färispitz-Elm

出発地 Elm
到着地 出発地と同じ
登山日 2018年6月7日
標高差 1300m
難易度 T3+

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この季節、天気が許してくれたら何を置いても行くべき。ということで、仕事も何も全て放り出して行って来ました。

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でも、ずっとこんな調子で、こちらのやる気も出ません。

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今日は調子が出ないねえ、途中のアルプまで行ってから帰ろうか?などと相談しながらダラダラ登ります。

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景色もこれではテンション下がりっぱなしですよ、全く。。。。。

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アルプまで来た所で、こんな方に遭遇。Daphne striata。香りはものすごく良いのですけれど、猛毒ですのでご注意を。

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この方、植物のくせにヴェジタリアンではないんですよ。食虫植物です。Pinguicula alpina

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ちょっとだけ、雲が晴れて来てくれました。こうなってくると少しずつテンションも上がって来ます。
ちなみにこの日、前回到達できなかったFanenstockを目指す予定だったのですが、あんまりにもやる気が無かったので、アルプから一つ目の標識でコインを投げて、Chamm, 1941mまで取りあえず行ってから考えよう、と結論をのばしのばしにしながらの登山でした。

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こんな素敵な景色の中を歩いているうちに、なんだか楽しくなって来て、右上に見えている頂上か左上に見えている頂上のどちらかを目指そう、ということで意見が一致。

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取りあえず左右の分岐まで登ってみます。この辺りでマーキングが消えて、どちらへ登ってもルート探しはご自由に、ということですので、地図を持っていったほうが良いですよ。

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途中何度かこんな雪の中を突っ切りますが、特別装備はなくても大丈夫です。

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コインを投げて右の頂上、Färispitz, 2179mに決定。頂上はFanenstockよりも60mほど低いものの、ルート探しやら歩行距離など、計画よりも多くなるといういつものパターン。(苦笑)

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あんまりの花の多さになかなか進みません。

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雲もだんだん晴れて来て、写真を撮ったり景色を見たり、お花見したり、と大忙しです。

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次の登山は奥に見えている稜線を歩こう、と決めてきましたよ。私たちの歩いた稜線は手前です。

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これが次に歩きたい稜線の3分の2ほど。

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頂上で随分のんびりして、今年初のアルペンローゼ、Rhododendron ferrugineumを発見。のんびり下って来ました。

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下界に着いたら暑いことったらない。。。その上雲が晴れてご覧の景色です。
結果的には登る時に肌寒いくらいで丁度良かったのだと思います。この暑さでは登りがきついです。
ということで、今回もめでたしめでたしのお花見登山と相成りました。

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by alpinistin | 2018-06-09 01:32 | T3 登山 | Comments(8)

Elm-Fanenfurggeli-Elm

出発地 Elm
到着地 出発地と同じ
登山日 2018年5月18日
標高差 1200m
難易度 T3+

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キリストが昇ったり降りたり大忙しな当地、凡人は祝日という名の下、連休を楽しんでいます。
今回の昇降、土曜、日曜、月曜と連休なのですが、金曜もくっつけて4連休にしてみました。わはははは。

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ということで、こんなところからスタートです。Elm, 957mからスタートします。バス停が密にこれでもか、というほどあるのですけれど、一番手前、Elm, Stationで下車するのが一番近いです。

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キリストが昇り降りで忙しいと、お天気にことにまで構っていられないらしく、昇降祭りの間のお天気は絶望的というのが例年のこと。そんなわけで、今週は今日まで月間降水量の半分以上降ったそうです。5日ぶりくらいにようやく晴れた今日なので、登山道もぐちゃぐちゃ。ここなんてマーキングが川を渡れと指示しています。

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順調に標高を稼いで、と言いたい所なのですが、今日も高山仕様の登山靴で足を慣らすのが目的だったもので、なかなかテンポも上がりません。

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この地域、この方が沢山咲いていましたよ。Primula farinosa

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で、おなじみのこの方。標高1700m辺りでしょうかねえ。春の花も随分登らないと見られないようになりました。

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この辺りで最初の雪。

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その後はこうなりました。これでも雪の少ない所を選んで登っていたのですけれど、なにせ雪解け時期の濡れた重たい雪が登山靴にまとわりついて滑るったらない。雪の多い所を登った方が滑らなかったかも。

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本日の目的地は奥の方に見える頂上、Fanenstock, 2236mだったのですけれど、かんじきもシュタイクアイゼンも持ち合わせていなかったもので、危険をおかしてまで登る事も無いかなあと思い、右奥のくぼみ、Fanenfurggeli, 2143mで引き返して来ました。丁度太陽も隠れてしまい、手袋すら持っていたかったもので、寒かったんですよね〜。あとたった90m登れば〜とおっしゃるあなた、それが事故の第一原因なのですよ。

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右奥にSpitzmeilenが見えていたもので、我がMagerainを探すも角度が悪いらしく見えませんでした。

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南側にはなんだか格好良い山が並んでいます。全て3000m越えの山です。今日は登りも下りも誰にも会いませんでしたから、この景色は私だけのものですよ。うしししし

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で、しょんぼり私の足跡。時々太ももまで埋まって、チッなんだよ〜という文句も出ますけれど、安全が一番です。それにしても踏み跡が一つもなかったということは、今週、ここは雪だったんでしょうねえ。。。

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登りでは気付かなかったこの方。久々にこの方の香りを楽しんで、なんだか酔っぱらいそうになりました。

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そしていつも通り、良い香りをはなつPrimula Auricula

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白バージョンがあったとは知りませんでした。

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そしてまた山とのコラボのPrimula elatior。(ありばばさん、これ、コンパクトカメラだとなかなかピントが合わず難しいんですよ〜。)

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下りは登りのぐちゃぐちゃ具合が嫌だったので、遠回りをして下山しました。

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で到着〜。

明日はガイド登山です。誰が何と言おうとも高山用登山靴ではなく、普通の靴で行きますよ。
ああ、キリストさまさま。何度も昇ったり降りたりしてくれてありがとう!!


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by alpinistin | 2018-05-19 03:36 | T3 登山 | Comments(4)
出発地 Ziegelbrücke
到着地 Weesen
登山日 2018年5月12日
標高差 1500m(途中の上り下りを入れると1600m)
難易度 T3

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ついこの間いったばかりですが、ちょっと気にある事があって再訪してきました。
そして判明した事。。。。

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この間、Federispitz, 1864mだと思っていた頂上は、なんとPlättlispitz, 1763mだったんです。GPSを持っていたにもかかわらず、なんということ。。。。。。。(前回の記事は修正しておきました。)お恥ずかしい限りですが、ここが有名人ブログでなくて良かった〜。ほら、炎上とか。。。ごにょごにょ。。。。

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ということで、気を取り直して、この間チッ、まだこんなに登るのかよ〜と悪態ついて、雪だらけだったこの辺り、Soldanellaもそろそろお終いという装い。太陽の力ってすごいですね。

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これが多分今年最後のSoldanellaの群生。(標高上げれば7月辺りまでは咲いているところもありますけれどね。)

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雪が溶けて、公式登山道のマーキングを見て結構びっくりしました。前回は登山道とはかけ離れた場所を登っていた、という認識はあったものの、ここまで外れていたとは自分でも驚きです。こんな写真の場所、登った記憶がございません。ということで首相と検討いたしまして。。。。。(爆)

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空と稜線の間に黄色の標識があります。

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稜線に出ると、こんな景色が広がっていました。

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今年、お初のPulsatilla alpina

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そして、こんな稜線をタッタカターと歩きまして。。。(歩いたところをチラリと振り返ってみました。)

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頂上まで5分という看板がありましたけれど、この5分は5時間くらいに感じました。わははは。

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そして到着しました。正しいFederispitz, 1864mです。
その後、前回到達した頂上を目指します。

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今日は誰もいませんね〜。前回は何人かいたので、下山ルートの相談をしたり、コイン投げをしてみんなに笑われたりした、というのに、どうして位置情報の話をしなかったのか、不思議でなりません。。。。前回の頂上記帳も残っていました。

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左上にちょびっと写っているところが正式なFederispitzです。

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さすがに頂上辺りまで来るとSoldanellaも咲いていますが、そろそろ終盤ですね。クロッカスは一株も見ませんでした。

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Trollius europaeusもお初です。

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Pulsatilla alpina

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そして、アネモネみたいですが、木化した茎を持つDryas odtopetalaの群生も今年お初。
この後、登山道ではないとんでもないところからよじ上って来た青年に会い、Weesen方面のマーキングの少なさの文句を散々に言い合ってから下山してきました。
位置確認だけのために1500m登って降りてくるって、相当の物好き、というか相当のバカですよね。。。。でも、これでようやく納得しました。そして、この山が結構大好きになりました。

今回、アイゼンを装着できる靴を久々に履いて行ったのですが、足指、かかとに豆が出来ました。おかげで下山に手こずりました。どなたか、豆のできない良い方法をご存知でしょうか?






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by alpinistin | 2018-05-13 02:59 | T3 登山 | Comments(6)
出発地 Ziegelbrück, 国鉄SBB駅
到着地 Weesen, バスにてZiegelbrückeへ
登山日 2018年4月20日
難易度 T3
標高差 1450m

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なまった冬の体に引導を突きつけるべく、残雪が残っていることやら、きついことを覚悟して行って来ました。
何年か前に途中まで登って、あまりの雪に退散した記憶があります。当時はまだマーキングなんかが全くなく、せっかく稼いだ標高をどどーんと無駄にしたりした思い出があります。

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Ziegelbrücke駅, 424mを後にして、登り始めはこんな薄暗い森です。この辺り、地層が礫石岩?(Nagelfluh)なところなもので、登山道が崩れているところもあります。最初から潔く急登というやつ。手こそ動員しなくていいものの、かなり急な上に、マーキングが途切れていたりして、地図とGPSのお世話になりながらの登りです。それにしても真新しいマーキング、最初だけは勇ましくありましたけれどね。うふふふ。

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標高がようやく900m辺りになってくると登場のこの方Gentiana verna。今年、お初です。ちなみにドイツ語ではFrühlings-Enzian、春リンドウという名前が付いている通り、まさしく春の花です。

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こんな方、Primula elatiorも。

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登りがあんまりにきつい上に、雪のおかげで登山道を外れての登山ということでしばらく写真もありません。。。でも、無事に森林地帯を脱出すると、見事な雪景色。(苦笑)本日の目的地、右上に見えて来ました。チッ、まだこんなに登るのかよ〜、きついなあ。。。

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という悪態をつきっぱなしの私を癒してくれる、Soldanella alpina。今年も会うことが出来ました。アルプスに咲く春の花の中では一番大好きな花です。

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別にいいんですけれどね。。。。登りますよ。

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なんとか雪の中に浮かぶ島を目指す作戦です。

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島にはPrimula auriculaが私を待っていてくれました。こんな蕾でもすでにものすごく良い香りがします。

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次の島にはすでに開花したものも。

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そんなわけで頑張って登ったのですけれど、頂上寸前で稜線まで登るのがもうきつくてきつくて仕方がなかったので、雪原突っ切りに作戦変更。

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ようやく到着したPlättlispitz 1763m。登って来た雪原と奥の方に見えるZürich湖。そして一番最初の写真はWalen湖方面です。頂上は最高でした。
そして下山。どのルートを下るか、ちょっと迷ったのですけれどコインを投げて、Weesen, 428m方面を目指すことにしました。怠けた体にはきついツアーでした。

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下り始め。稜線、この先どうなるのかなあ?とブラブラ歩いていたら突然ケッテ登場でびっくりしました。でも、礫石岩???なので、掴まる場所には困りませんから、歩くのにちょっと邪魔なケッテなような気がしたのは私だけでしょうかねえ。

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こちらにも咲いていました。

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大好きな花なのでもう一枚。

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どんどん下ります。こちら側のほうが森が明るい印象です。この辺りで行者ニンニクをたんまり収穫してから、またズンズン下ります。こちら、マーキングがほとんどなく、右へ下るか左へ下るかちょっと逡巡した場所もありましたので、地図があったほうがいいです。

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時々こんな赤白があるんですけれどね。(笑)

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今年はもうお目にかかれないだろうと思っていた、Hepatica nobilis。イタリア語圏のものより葉っぱの色が薄く、花も小さい印象でした。

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いい加減膝が疲れて来た頃奥のほうにWalen湖(本日の目的地)が見えて来ます。手前の新緑と奥のエメラルド色のコンビネーションに慰められながらなんとか下山。運良く待つ事無しに来たバスに乗って帰宅しました。
それにしても疲れた。。。。。そして下界の暑いことったらない。。。ビックリしましたよ。


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by alpinistin | 2018-04-21 01:51 | T3 登山 | Comments(6)

Biberegg-Brunni

出発地 Biberegg, 乗り換えが結構ありますが、時間に余裕があります。
到着地 Brunni, Einsiedeln行きPostautoが1時間に1本あります。
登山日 2018年3月22日
標高差 600m
難易度 T3 (かんじき)

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3月に入って、初めて一日予定の入っていなかった本日。満を持して行って来ました。電車にゴトゴト揺られて標高を稼ぐと、まだまだ冬景色が広がっていました。

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出発地はBiberegg, 931m駅からちょっと歩くとすぐに、ようこそと言わんばかりのかんじきトレイルが目につきます。

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火曜日に平地でも大雪が降ってくれた当地、まだまだ春は遠いようですけれどね。。。。

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でもこの青空はもう真冬の青さではありません。

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しばらくはピンクの看板に従って登ります。朝の気温はマイナス7度だったみたいですが、太陽と登りであっという間に暑くなってセーターを脱ぎ、フリースを脱ぎ、手袋もとって。。。。。

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童話に出て来そうな森をズンズン進みます。

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標高を上げるにつれて雪も深くなります。この辺り、1300mくらいみたいです。

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こんな景色がずっとずっと続いていて、最初は沢山写真も撮ったのですが、いつの間にかこの景色が普通になってしまいます。贅沢なことですよね。

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それでも、光と雪の芸術にはっと息を飲む事もあります。写真では全然表現できないんですが、ものすごく素敵なんです。

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森を抜けて、この辺りでかんじきルートを外れ、奥の方に見える稜線を登ります。

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本日の最高点、Hochstuckli, 1565mからの眺め。ここからの下りが結構急な上に、パウダースノーだったもので滑りましたよ〜。

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その前に一枚、お目汚し。この辺りから太陽が隠れてきます。

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途中Haggenegg, 1352mあたりから見えた湖、方角的に有名な湖ではないはずなんですけれどねえ。。。

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そして突然現れるMythen。さすがにでっかいですねえ。。。

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Mythenの足下をぐるりと廻る感じで下山します。

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奥の方に見えるのが本日の目的地、Brunni, 1090m。ここからの下りがいわゆる激下りというやつでしてねえ。。。私は一度、ここを下るなんて絶対に無理だね、と思ったほどですよ。まったく。。。。。

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遠くに見えるゴンドラを見ながら、ゴンドラに乗って帰ろうよと提案しなかった自分を呪います。それでも下るしかないですからねえ。。。ああ、怖かった。ということでここから先は写真も何もなしです。
無事BrunniからPostautoに乗って帰って来ましたよ。

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by alpinistin | 2018-03-23 02:48 | T3 登山 | Comments(4)

Arvenbüel-Gulmen-Arvenbüel

出発地 Arvenbüel
到着地 出発地と同じ
登山日 2018年2月14日
難易度 T3(かんじき)
標高差 650m

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スイスは、この冬一番の寒さだそうでして、場所によってはマイナス30度なんていう朝だったそうです。今日の山登りをした所ではそこまでは寒くありませんでしたし、風がなかったおかげで、動いてさえいれば大丈夫でした。

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Ziegelbrückeからのバスがなんとすし詰め状態で、バス2台で出発しました。いったいどうなることやら。。。近くに座っていた団体さんにルートを聞き、慌てて自分のルート変更です。(マーキングされたかんじきルートを歩くつもりでいたのですが、何十人という団体さんに紛れて歩くのは嫌ですからねえ。。。)
ということで、雪崩の危険を気にしつつも1月最初に歩いたルートを登ります。

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前回は強風で視界が悪かったのと、あまりの寒さに途中で引き返しましたが、今日は登ります!パウダースノーが腰まで埋まるほどに積もっていました。踏み跡のない場所はかなり苦労しながら登ります。そして、一カ所だけ危険な場所があるのですけれど、ツルツルすべって怖いことこの上なし。ここを下るのかと思うと恐ろしいので、考えずに登ります。

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天気予報通り、途中から晴れて来ました。そしてこの景色をほとんど独り占め!

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しばらくぶりにGulmen, 1788mに到着です。

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いつも休憩する屋根の上。

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テルモ水筒もこんなに埋まってしまいます。

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で、私が去った跡。。。発つ鳥、跡を。。。。。。。

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Churfirstenもよく見えています。

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きれいな青!気温が低いおかげで、こんなくっきりした色に見えるそうです。

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第一難関。この先、かんじきをスキーみたいにして滑り降ります。

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いい天気!そしてこの後、危険箇所を下るのですけれど、真剣勝負です。

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ここ、下った後。スキーの人が登っているのが分かるでしょうか?大したことなく見えるんですけれど、ここは体感90度の斜面で、パウダースノーなので滑る。。。登りも1歩進んで3歩滑るという感覚でしたから、下りの恐怖感は察してください。

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この斜面を降りたところのあるAlp, Vorderhöhi, 前回引き返したAlp、今日は休憩できるように臨時レストランがオープンしていました。
ここで、シードル(アルコール抜き)を頼みました。さて、飲みましょうと瓶を開けたら、なんと中身が凍っていました。ご主人に言うと、奥のキッチンで瓶を暖めて来なさい、とのこと。こんなことってあるんですね。
そして外の席へ戻ったら、なんと手袋が凍っていました。風がないと感じないだけで、かなり気温は低かったみたいです。

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森の中で落書きして帰って来ました。

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by alpinistin | 2018-02-15 03:41 | T3 登山 | Comments(4)
出発地 Weissenberge, Schwandenよりバス、Matt, Dorfからロープウェイ
到着地 出発地と同じ
登山日 2018年1月30日
難易度 T3 (かんじき)
標高差 590m

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ネコヤナギを見つけました!何気に今までまだ足を踏み入れた事のなかったElm方面へ行ってみました。途中で乗っていた電車が逆走するハプニングがあり、20分ほど遅れて到着したWeissenberge, 1266mはおかげで太陽がすっかり登っていてこの青空でした!

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多分、この谷の終わりがElmだと思うんですよね〜。
いやはや、この2週間、何気に忙しかったんです。通称、"日本人みたく猛烈働く週間" で、通常業務に加えて大学の仕事が入って、心身共にけっこうキチキチだったことに、この青空を見て気付きました。

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雪崩に対して異常な恐怖心のある私、しっかりマーキングのあるカンジキトレイルを歩きます。

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途中でWallisの家みたいな建物を沢山発見。後になって知った事ですが、この辺りはValsersiedlung(昔、Wallisの人達が家畜たちを連れて移り住んだ村)なんだそうです。道理でこんな家が沢山建っているわけです。

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え〜、空に向かって歩けという指示の看板!これは春先に直さないとですね。

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それにしてもGlarusという州は山ばかり。

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しかも格好良い山ばかり。

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本日の最高点、Skihütte, 1759mの看板、見事に雪の中に埋まっていました。この看板を上から眺める日が来るとはねえ。。。。(あはは、いつもお世話になっております。)

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Skihütte, 直訳するとスキー小屋。予約すれば泊まれるみたいですよ。(食べ物は全て自分で持って行くらしいです。)今日は誰もいなかったので、テラスへ進入!(ははは、柵は元々外れていましたからね。私、壊してませんよ。)

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Tomomatoさんに教わったドライ柿が本日のお昼です。柿の種類が違うからなのか、腕が悪いからなのか、彼女の黄金色の柿みたくはなってくれませんが、美味しいです。(自己満足)

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ここで編み物をして柿をムシャムシャ食べながらのんびり日光浴です。
1時間くらいのんびり太陽の光をあびてから下山します。

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なんか、マーキングが消えて、ここからはどうぞご自由にという感じでした。あちこちにスキーとカンジキの跡があって、私も好きな所を駆け下ります。(結構急なので、滑って降りるか走るかしか手段がありません。)

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途中でこんな雪の芸術を見たり

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この苔みたいなやつ、柔らかい緑に太陽が当たってものすごくきれいだったんですが、ピントが1枚も合ってくれませんでした。

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お、私の仲間(四つ足で歩く動物ですね。)発見。いやはや、こういう屋根を見るとどうしても登りたくなって登るんです。ははは。

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ということで全長7キロだそうなトレイル終了。ロープウェイの時間までこんなソリで遊んできました。
あ〜、楽しかった!

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by alpinistin | 2018-01-31 02:43 | T3 登山 | Comments(6)

Bolètt-Cevio-Cavergno-?-Bigasco

出発地 Bolètt
到着地 Bignasco
登山日 2017年12月3日
標高差 700-900m
難易度 T3

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ドイツスイスは雪、イタリア語圏は快晴という冬独特の天気図だったこの週末。バイバイ、雪!バイバイ、灰色の空!ということで、さくっとイタリア語圏へ避難してきました。

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Bolètt, 597mはまだ晩秋でした。

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日本では珍しくもない霜柱、当地では結構珍しい存在らしく、ドイツ語圏で見かけることは滅多にありません。

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日曜日午前中、山に登ってそのまま帰るつもりで、家の戸締まりやら、水道の水抜きやら何やらかにやらを済ませていざ出発です。目的地はCevio, 416mまで下り、そこからFaido, 711mを抜けて、雪で登れなくなるまで登ろうという大まかな計画です。

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こんな宿り木に見とれていると、地面は相変わらずのブナの葉っぱでツルツルですからねえ。。。スッテンコロリンしないよう要注意です。

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こんな氷の芸術???を見ながらCevio方面にテクテク歩いていたのですが。。。。
あ、ゴミ捨て忘れた! 
取りあえずFaidoまで行ってから一度Bignascoの家まで戻ろうということで、Cevioまで下ります。
がーん。。。。。日陰。
太陽が照っている所はゴアテックスヤッケもいらない程だったのに、日陰に入った途端、手袋、マフラー、ありったけのものを着ても寒い。。。。。
ということでBolèttまで戻り、ゴミ捨てをしてからもう一度ルートを練ることにします。

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公共のごみ捨て場はBignasco, 443mのもう一つ奥の村、Cavergno, 459mにあります。こういう細い路地を抜けてゴミ捨て。本日はCavergnoの裏山に登る事にします。

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途中、こんなKrippeがありました。

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ということで、登ります。マーキングなんてもちろんありません。

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ドイツ語圏は雪で真っ白だというのに、ここは秋。なんだか変な感じです。

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Ticino地方、特有の地形です。谷があり、そこからは垂直に山がにょきっと。

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Lerchの黄金色はWallisには負けますけれど、やっぱりいいですねえ。

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Bolètt方面を見下ろします。この中にZweifelというポテトチップス会社の社長さんの別荘がありますよ。
ここまで来た時点で太陽が沈んでしまいました。

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するとあっという間にこんな冬らしい景色というか色に様変わり。そして寒い。
ということで登った道を引き返します。

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Ticinoでも標高2000mを超すとやっぱり雪みたいですね。
あんまりに寒くて、駆け足で下りますが、ここもやっぱりブナの落ち葉でツルツルです。

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Bignascoに到着してバスを待つ間に柿を失敬。
ということで、名もない山の途中まで登って降りて来た、という頂上ハンターさんから見たら信じられないでしょう適当山登りを楽しんだ日曜日でした。

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by alpinistin | 2017-12-05 06:39 | T3 登山 | Comments(2)