カテゴリ:T5+ 装備必要な山( 11 )

出発地 Brunni, EinsiedelnよりPostauto
到着地 出発地と同じ
登山日 2018年11月13日
標高差 1000m
難易度 T6, III

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何もこんな天気の日に行かなくても。。。と思われたそこの方、時間があればお天気なんてどんなでもいいんですよ。

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本日の目的地、Haggenspitz, 1762mとKlein Mythen, 1810m。夏にテレビでやっていた登山番組を見て以来、是非行きたいと思っていた山です。(一応、番組のリンク貼っておきますが、国外から見られるかは分かりません。)黒いマリアで有名なEinsiedelnからバスに揺られてBrunni、終点で下車します。霧さえなければ、Gross Mythen, Klein Mythen, Haggenspitzと3つの山がドドーンとそびえています。Gross Mythenは結構簡単に登れるので、初心者のトレーニング、トレイルランの練習、ファミリーハイキングなんかで有名です。そのかわり、頂上はごった返しているし、2分に一度はこんにちはを言い続けることになる山なので、私は一度登ったきりです。(ちなみにこの地域で一番事故が多いのはGross Mythenだそうです。)

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Haggenspitzへの登山道、マーキングがありませんので、地図を見ながら森を抜けて、(本日は雨も降りそうだったので、最短距離で登ろうと、かなりショートカットしました。)急ながれ場を一歩歩くごとにズルズル滑りながら登ります。で、こんな崖登り。

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所々、ピンクのマーキングがあったのと、あとはハーケンを頼りに登ります。なにせ、丁度霧の中に入ってしまったもので、オリエンテーリングになるものが何もなく、道探しに結構苦労しました。

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どどん。

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下から見た図。

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ちょこっと登って上から見ました。どうやってこんなにでっかい岩がここへ挟まっていることやら。。。
ちなみにここからMüller Kaminと呼ばれているらしい煙突を登ります。ここが本日の難所其の1だそうです。崖登り難易度IIIという情報がありました。

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で、頂上。眺め、なし。。。。

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雨の心配もあることですし、休憩もせずに次を目指します。本日のマテリアル、短いザイル、エクスプレス2個。
一度100mほど下ってから150mほど登りますよ。

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この頂上へ到着する直前に2種類のルートから選択します。我らは煙突を直登するルート。ここが私にとっては一番難しかったかなあ。。。濡れた草の崖を登るのですけれど、滑るんですよね〜。

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眺望も何もないので、ここもさっさと退散します。

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稜線を下ったここ、Vorgipfel, 前座頂上と呼ばれるところから頂上を振り返ってみました。ああ、雨が降って来た〜。ということでここで傘の登場。
ちなみに、ここの地面、人工的に撒かれたとしか考えられない小石がこれでもか、というほどツルツル滑って何度か転びそうなりましたよ、まったく。。。。。

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霧から抜けたらこんな景色が広がっていました。
ということで、山登りを楽しんだ後は例によって仕事。。。。。(でもやっつけ仕事的に数だけこなしていけば良いモードに入ったので余裕です!)


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by alpinistin | 2018-11-14 07:08 | T5+ 装備必要な山 | Comments(6)

Amden-Mattstock-Kleine Nase-Amden

出発地 Amden
到着地 出発地と同じ
登山日 2018年10月19日
難易度 T5+
標高差 1000m

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今日はちょっと変わった登山、というか洞窟探検というかをしてきました。
これは洞窟の出口から見えた景色。ちなみにここから外へは降りられません。断崖絶壁です。あははは。

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まずは普通の登山道でMattstock, 1935mまで1000mほどさくっと登ります。Mattstockから見た本日の目的地。Zentralplatteと呼ばれる、カルキの岩で出来た頂上、Kleine Nase, 1930mというのかなあ?いまいち名前が分からない頂上です。

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まあ、ルートのお話は省略して(マーキングは例によってありません。代わりに何個かハーケンが設置してありましたので、ザイル持参でお願いします。)洞窟の入り口です。

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まずは垂直に数メートル降ります。Abseilenしなくて、普通に両手動員の崖下りで下れます。
その後、一カ所かなり面倒な下りをしたら、あとは四つん這いです。一カ所はリュックサックをデポして、お腹を地面に着けてなんとか岩の間を這って。。。。。

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この奥がそうです。太った人は通れません。。。。

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ここは四つん這いで通れました。あははは。一体何やっているんでしょうねえ。。。まあ、どうにかこうにかここを通り抜けると、一番上の写真のような景色が広がっている、ということです。

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で、洞窟から戻った後はKleine Naseの頂上を目指します。右奥にMattstockが見えています。結構人もいますねえ。。。そしてこちらから人が見える、ということは向こうからも私たちが見える、ということ。人だらけのMattstockで休憩などという無粋なことはしない私たち。ここでのんびり休憩です。

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下山はMattstockを経由する、ということで例の崖を渡ります。カルキなのでグリップが効いて歩きやすいです。とはいえ、ここで滑って落ちたらただでは済みませんから慎重に渡ります。ここにハーケンがあったのは嬉しかったです。(ハーケンがあるということは、またマテリアル回収係。まあいいんですけれどね。)

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ここは普通に歩けるほどの幅がありましたよ。

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さっき渡って来たところです。

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次の難所はこの煙突。これ、ぐるりと回れないかなあ?と様子を見てみるものの、どうやら登らないことには通過出来ない様子でしたので、ここも上までよじ上ります。

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まあ、いつものことです。(苦笑)
で、無事にMattstockに到着。頂上にいた人達に、あんた達は一体どこからやって来たんだ?と質問されたりしつつ。ザイルなんかをリュックサックに仕舞ってさあ下山しましょう、というところで、Ch氏がサングラスを忘れた!ということ。ええ???どこに?多分洞窟の入り口!ぎゃあああああああ。。。。。
ということで仕舞ったザイルやらハーネス?やらをまた装着して、来た道を戻ります。この崖登り、とっても楽しかったので、思いがけずもう一度歩けて、ルンルンです。サングラスも無事に見つけて、本日4度目になる壁通過。3度目の正直のMattstock到着後、無事下山しました。

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by alpinistin | 2018-10-20 06:01 | T5+ 装備必要な山 | Comments(6)

Braunwald-Höch Turm-Gumen

出発地 Braunwald
到着地 Gumen, Braunwald
登山日 2018年10月8日
標高差 1400m
難易度 T5+ (ZS, IV)

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7月に一度挑戦して時間切れ、マテリアル不足にて撤退9月頭に裏側から挑戦したHöch Turm, 2666mに、7月に挑戦したルートにて再挑戦、足に痣が5つ程できたものの無事に成功しました。

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もう何度も登ったり降りたりしすぎて新鮮味がないもので、Bärentrittを経由してひたすらテンポをあげて登り、Ortstockfurggel, 2394mまで到着しました。Braunwaldから2時間で1100mくらい登った計算ですから、かなり速いテンポだったことになります。(ガイドの時にはこんな無茶な登り方はしませんのでご安心ください?!)ちなみにLauchbodenからはかなり雪があります。シュタイクアイゼンなしで登れましたが、ルート設定がなかなか分かり難いです。気をつけてください。上から引き返して来た女性に会いました。

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まずは第一関門。ここは結構余裕で通過しました。一度通過しているところは意外と体が覚えているみたいです。

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前回、マテリアル不足で引き返した問題の場所。後になって考えてみれば、マテリアルだけでなく、心の準備も全然出来ていませんでした。あはははは。

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まずはCh氏が足場も手の置き場も1cmあればラッキーという壁を通過します。
私の役目は安全装置を回収しながら壁を横断することです。エクスプレスが引っかかっている場所が意外にも高い場所で、怖かったです。(もし回収できなければその時は無理するな、というCh氏の言葉を信じて、それでも頑張って全て回収しました。)

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こんな壁ですよ。。。。渡る前に深呼吸をし、精神を落ち着けます。そして、1cmでも足場のある所では立ち止まってまた深呼吸。ここは本当に嫌〜な場所、その1でした。

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壁を渡ったあとはこんな登りです。ここ、岩が濡れてツルツルだったんです。足場は相変わらずまったくありません。まさかここで無理、引き返すという訳にも行きませんので、何度も足場を探し、なんとか通過。ここはCh氏にとっても今まで登った中でも一番難しい登りのうちのひとつだったとのこと。

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写真左下にちらりと写っているエクスプレスという安全装置、これの回収、手こずりました。

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安全な場所に着いた時点でカラビナとバンドシュリンゲをハーケンに引っ掛けて安全確保をしてから、さっき渡って来た崖の写真撮影。こうして見ると、Überhang(角度が90度以上の崖)だったことがよく分かります。。ああ、恐ろしや。(ちょうどビール腹みたいな部分のちょっと下にハーケンがあって、人間はさらにその下を渡ることになります。足場がないの、分かります???)

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こんな雪の横断がへっちゃらになってきます。というか、靴のソールが全部地面に着ける喜び。。。。。

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ちなみにこんな安全装置が隠れるように5つほど設置されていました。(カラビナは私のもので、設置されていた安全装置に便乗して自分の安全確保です。)

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こんな壁渡りが大した事なく思えてしまう私。。。。頭の感覚がちょっとおかしくなってくるのを実感しました。

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で、頂上!

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Luzern方面は霧の中みたいです。

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まあ逆光の写真なので載せてもいいでしょう。。。前回とは喜びの度合いも違います。

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ちなみに本日の私のクリスマスツリー飾りはこんな感じでした。わははは。エクスプレスが途中で足りなくなり、途中でCh氏のクリスマスツリーと私のクリスマスツリーを行ったり来たりする場面もあったものの、Furggelから2時間弱で到着しました。

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頂上でGipfelbuchという記入帳を読んでいたら、先週土曜日に裏側から登った人の記録に、雪がかなりあるから気をつけろ、という書き込みを発見。前回ツルツル滑って危なかった場所もシュタイクアイゼンを履いてガンガン(というほどではないものの)下れました。
下りの難所は丁度太陽の光であまりよく見えない雪原下りでした。急斜面でリュックサックなんかを落とさないようにして、なんとかシュタイクアイゼンを履くというのは結構至難の技でしたよ。

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Höch TurmとOrtstock, 真ん中の急斜面は普通の登山道!!なんですよ。LauchbodenからOrtstockへ登る際に使うルートです。峠の真ん中がOrtstock Furggelです。

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そしてErigsmattへ向けて道無き道を、時にはずるずる滑りながら降ります。

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ここからがまた長い。。。。疲れている足に容赦なくのしかかる嫌〜な登り下り。。。。。
でも、Gumen直前でこんな素敵な景色を見られたら報われる、というものです。
ということで7月からの念願がようやく叶って登って来ました。

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by alpinistin | 2018-10-10 05:09 | T5+ 装備必要な山 | Comments(4)
出発地 Maschgenkamm, 国鉄SBB Unterterzen駅よりゴンドラ乗り継ぎ
到着地 出発地と同じ
登山日 2018年9月25日
難易度 T6
標高差 250m

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本日の目的地、トースターみたいな形の山です。一体こんなところに登れるのか?と見る度に思っていたのですけれど、これが登れてしまうんですよ。

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あんまりに疲れているもので、ゴンドラにてMaschgenkamm, 2020mまで一気に標高を稼いでしまいます。
昨日、どうやら雪が降ってくれたらしく、日陰はけっこうガチガチに凍っていました。

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北側には我がChurfirstenがそびえています。(我が、と言いつつ今年はまだ一度も訪ねていないんですよね〜。そろそろ、Churfirstenは私のプラクティクムの山だった、と言い換えるべきかもしれません。)

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あっという間に登山道を外れてがれ場を登りますよ〜。ここでザイルに繋がります。はい、ザイル無しではおすすめできない山です。

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本日、二人だったもので、安全装置はエクスプレスを使って時間節約です。(つららが見えます?)

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例のごとくCh氏と一緒のツアーです。手慣れたもので、あうんの呼吸というかなんというか、難所でも時間を失うことなくどんどん通過できます。ちなみに、この方、今日はリュックサックの他にもうひとつ背負っているものがあるのが分かりますか?

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ここが本日の難所、その1。難所な上に凍っていて結構気を使いました。

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こういう場所も以前ならCh氏がまず登って安全確保をしてから私が続く、という調子だったのですけれど、最近では普通に登ってしまいます。おかげさまで写真を撮る時間があんまりないんですよね〜。

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で頂上!Sächsmoor, 2194m。2時間かからずに登れてしまいます。(はい、疲れていただけでなく、午後から仕事できるように、ということもあってゴンドラで標高を稼いでしまった本日です。)

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いい景色!

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そしてCh氏が背負っていた第2のリュックサックから登場したもの。。。。なんとアルプホルンです!!
この方、趣味でアルプホルンを吹いていて、ザイル等装備の必要の無い時にはアルプホルンを担いで山に登る人なのですけれど、今回は手のかからない(!)私とのツアーだったので持って来たとのことです。いやはや、このホルン、結構響くもんです。奥のほうに見えている山(一度エラい目に合ったMagerrain)まで音が届いて、やまびこになって帰って来ますよ。すごいもんですねえ〜。

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しばし休憩したら下山です。下山ルートはLeist, 2222mという頂上を経由して下山します。下山は私が安全装置を設置しながら先に降ります。

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つらら。。。。。まだ9月ですけれど。。。。

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つらら。。。つい2日くらい前までは30度とかあったんですけれど。。。。

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ははは。こんな所を通ってLeistを目指しますよ。

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この横断ルート、かなり楽しかったです。

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ここまで来るとLeistも見えているんですけれど、なにせ登山道ではないので、ものすごい急登です。

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秋の光ってきれいだなあ、と思う事がよくあります。

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Leistでもう一度楽器を取り出して演奏するCh氏。
この後は登山道を使ってMaschgenkammまで下山したのですけれど、途中で下から見ていたとかいう自転車乗りのおじさんに、あんたたちアルプホルンを吹いていたね。で、音が止んだと思ったらあっという間に下山してきてびっくりしたよ。ヘリで飛んで来たのか?などと冗談を言われてしまいました。

今年になって確かに登山のテクニックを沢山学びました。ザイルや安全装置のことはもちろんですが、何より下山のスピードがかなり速くなりました。下山って登りよりも神経を使うし、今までは結構苦手だったんですよね〜。何歳になっても学べる事は沢山あるものですね。

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by alpinistin | 2018-09-26 02:57 | T5+ 装備必要な山 | Comments(8)
出発地 Klöntal, Platz
到着地 出発地と同じ
登山日 2018年8月17日-19日
難易度 T5+ (WS-S)
標高差 2000m(途中の登り下りを入れると2500mほど)

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Ch氏から、誰それがナントカという山に行きたいみたいなんだよね〜。付いてくる?というお誘いがあったら要注意です。。。。。(マテリアル回収要員と氷河で落ちた時の人員確保をしてほしいなあ〜という裏の暗示ですよ。)
ということで前日にGlärnischhütte, 1990mまで1100mほど登ります。今回は夕方まで仕事のCh氏とツアー希望のKさんが夕方から登ってくるとのこと。夕方から雨の予報があったもので私は昼間にのんびり登ってしまいました。でも降られたんですよね〜。リュックサックに雨よけをかけるとピッケルで穴を空けそうだったもので、ピッケルと雨傘をさして、というなんとも間抜けな姿で登ります。。。。

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まだエーデルさんもいらっしゃいましたよ。

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19時過ぎに途中までアルペンタクシーで近道したCh氏とKさん到着です。最後15分で土砂降りに降られたそうで、びしょぬれです。夕飯の後にはこんな夕焼けが見られたもので、翌日のお天気は心配しなくてもよさそうです。

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ということでさっそく氷河。ここいつ来ても寒いんですよね〜。氷河の上ってどうしてこんなに寒いんでしょうねえ。。。スキー用の手袋と帽子を持って来なかったことを後悔。なので早々にヘルメット装着です。

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登り始めからさっそく割れ目。前回登ったときには雪で覆われていたので全然見えなかった割れ目です。

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こんなところを歩いて、前回とは違って氷河左手へ登り、適当な場所で岩場を登ります。

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この上(もう少し右側の写真が切れている部分です。)が本日最初の目的地、Glärnisch/Ruchen, 2901mです。まだ氷河がこの辺りまで覆っていたときには比較的簡単だった目的地ですが、今となっては前回登ったVrenelisgärtliが一番簡単な頂上となりました。
ちなみにこのGlärnisch氷河には3つの頂上があり、左からRuchen, Vrenelisgärtli, Bächistockとなります。
今回の予定はRuchenから前回崖下りをした辺りを通過し、Bächistock, 2914mを経由して時計回りに氷河をぐるりと廻る形で登ったり降りたりしよう、というもの。Bächistockはかなり難しいので登る人はほとんどいません。

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はいはい。どんどん登ります。本日後半ルートが見えています。真ん中奥の日が当たっている一番上までシュタイクアイゼンで登り、そこから崖登り。。。なるほどねえ〜。

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で、頂上。

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うわ〜。左下が出発地だったKlöntalerseeという湖。

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Vrenelisgärtiliもよく見えています。

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何せ長丁場なので、ちょっとだけ休憩したら次へ進みます。次の経由地は右に見えている氷河を渡ります。

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丁度雪原の上、氷がむき出しになっているところに5人組がいますねえ。。。例の国籍を持たれる方々のツアーです。前日に泊まった小屋、私たち3人とこの5人組だけだったもので、色々と話をしたんですよね〜。随分大きなことを言っていた割にはテンポ、遅すぎます。この時点で9時15分頃でしたが、本来なら頂上に着いていておかしくない時間ですからねえ。。。(彼ら、5人でひとつのザイルシャフトな上に、例の崖下りの安全装置の準備に随分時間がかかるでしょうから、少なく見積もってあと1時間は余裕でかかることでしょう。。。)

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はいはい。例によって実験台にされて、下れそうかちょっと見てこい。。。。とのことで下りましたよ。そしてKさんを上と下からサポートします。実験台になる時には、足おき場になる場所の小石なんかの撤去もしながら下るんですよねえ。。。サービスですよ!

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で氷河まで降りたとことで本日2度目のグループ写真。Ch氏は一体どうやったらこんなふにゃふにゃになることやら。Kさん、ゆっくりですが確実な足取りです。で、私。はいはい。助っ人です。

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氷河を渡りきったら本日の難関、Bächistockへの登り口です。石がもろく、一足進むごとに手置き、足置き場を確認しながら登ります。どうしても崩れる石があるので3人が距離を詰めて登ります。上からCh氏が指示を出し、足場の極端に小さい場所では私がKさんの靴を支えたり、私の足を足置き替わりに貸してあげたり??しながら登ります。(私の靴にKさんの足を載せてもらい、エレベーターみたく持ち上げます。)
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第一難関突破して、さっきまでいた頂上が向かいに見えています。

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シュタイクアイゼンを履いたり脱いだりしながら標高を稼ぎます。結構急なんですよね〜。

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頂上間近の稜線。Kさんがちょこっと手こずっている間、写真を撮るCh氏と絶壁下を眺める私。悪いですよね〜。

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最後はこんな稜線を平均台みたいにして歩いて。。。。。

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到着〜。ここでもグループ写真があるのですけれど、パンダアップがまたしてもあんまり機能してくれないんですよね〜。。。。。

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Bächifirnの全体像です。

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霧が出たり消えたりでルート確保が難しくなって来たこの時間です。

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どどーん。。。。はいはい、またルート確保実験台、降ります。(降りました。)

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はいはい、フロントツェッケレでも何でもしますよ。Kさんの為に足場作りしながら降ります。その間Ch氏は私の安全を確保してくれます。どーもさんですよね〜。

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今朝登って来たGlärnisch氷河がここまで近くなって来たときにはほっと一安心です。

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はい、この奥からなんとか下って来ました。

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氷河の上にはこんなテーブルが時々あるんですよね〜。面白いです。

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そして氷河の割れ目。前回こんなところを知らずにズンズン歩いていた、と思うとどきっとしますし、じゃじゃ馬ちゃんが列を離れてとことこ歩いていた時のことを考えるとぎょっとします。

ということで休憩も入れて11時間かかって小屋へ到着しました。本当は一気に下山するつもりだったのですが、なんだかすっかり疲れてしまった上に最終バスには間に合わないだろう、ということで急遽もう一泊することにします。
翌日(というか今日)午後からミーティングのあった私は朝一でCh氏とKさんにお別れしてさくっと下山します。というか、3時間見積もっていた下り、1時間半で降りられたもので、1時間早いバスに余裕で間に合いました。あははは。おかげで一度家に帰ってシャワーを浴びてからミーティングに参加。ミーティングチームの仲間はまさか私が今日山から下りて来たなんて気付かなかったことでしょう。わははははは。

ああ、今回もまた楽しい山登りでした。

追記

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これが今回のツアーの全貌です。ルート221でRuchen, その後217で氷河を横断、点線部分は難所を表しています。そして245でBächistockを訪ね、242aで下山してきました。






Ch氏のみパンダに変身してくれた写真
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by alpinistin | 2018-08-20 05:05 | T5+ 装備必要な山 | Comments(8)

Braunwald-Bös Fulen-Braunwald

出発地 Braunwald, Gumen
到着地 出発地と同じ
登山日 2018年7月30日
標高差 1000m
難易度 T5+ (WS)

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またですよ、また。。。。SACツアーで、Bös Fulen, 2801mを訪ねて来ました。
下見に付き合え、という指令に従って下見登山をした本番、というか。。。。結局目的地をこの時に登ったBös Fulenに変更しての山登りでした。

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前回登ったときから2週間ちょっとしか経っていませんが、広がる景色が全然違っていた上に、雪解けが進んでくれたおかげで、前回のような最高のコンディションでの登り、と言う訳には行きませんでした。

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もうこの時点ではシュタイクアイゼンを履いて、ズンズン登っていたところです。
本日の参加者、隊長を含めて4人でした。その内ひとりは300mほど登った時点で落脱。私の後ろを歩いていたこの方、後ろからすごく荒い息づかいが聞こえて来ていて、大丈夫かなあ?と思っていたのですが、ある時点を過ぎた所で休憩を要求。テンポが早すぎる、とのこと。私と隊長は普通に会話しながら登っているテンポだったもので、結構びっくりしました。テンポを下げて登るものの、ゴンドラの最終時刻もあることですし、そうはゆっくり登るわけにもいかず。。。困ったなあ〜とみんなが思いながらの登りでした。300mほど登った所で、この方から自主的に落脱する、と言われた時には残り3人みんながほっとしたのは内緒です。

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私のHausberg, Ortstockにも登った事がある、というこの方ですが、隊長ともうひとりの参加者M氏と、絶対あり得ないとねえ〜、でも自己申告で落脱してくれてよかったねえ、などといいながらの登山です。なんとなく後味の悪さを残しながらですが、私たちは先へ進むしかないですからねえ。。。。

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一番の難所はとても写真を撮る余裕もなかったので、前回とっても楽しかった稜線までワープです。

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今回は隊長、私、M氏の順番のザイルシャフトです。M氏、稜線、雪原ともにちょっと頼りなく、雪原で滑ってくれた時には真ん中の私がM氏の落下を停めるはめに。。。。今日もまたひとつ勉強になりました。
ということで稜線はまず隊長と私が登ります。

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おかげでM氏が下から写真を撮ってくれましたよ。一番上まで登った時点でザイルを固定し、M氏が登って来ます。

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最後の10歩。

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頂上からの眺めは前回と違ってばっちりです。この間登ったばかりのGlärnisch方面が今日はよく見えました。

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Grisset, 2723m方面とその奥にはPilatusなんかも見えています。

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で、あっという間に下山です。前回より30分余計にかかったもので、頂上での休憩も30分で切り上げ。
ザイルシャフトが3人になると安全装備の時間も余計にかかります。
本来ならこんなフォーメーションはあり得ないのですけれど。。。。M氏が私を巻き添えにして落ちる危険があったので、隊長が真ん中で私が最後で下ります。本来ならもっときちんと安全確保をするべきなんでしょうけれど、臨機応変でこんなこともあります。(隊長は私の事は無視状態でM氏をサポート。まあ信頼されているっていうことでいいんですけれどね。がははは。)

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ここ、前回はまだ雪に埋もれていたのでシュタイクアイゼンを履いてフロントツェッケレでガンガン降りられたのですけれど、今回は一歩づつ慎重に。。。。

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ここではシュタイクアイゼンを履いたまま岩場を降りるのが好きでないというM氏の為に、アイスシュラウベン(氷にスクリューで穴を開けて固定する安全装置)で簡易固定しての下山です。(隊長と2人だったら有無言わずにシュタイクアイゼンを履いてお終いですが、3人になるとまた違って来ます。面白いです。)

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でようやく安全な場所まで降りて来て本日の難所を眺めてみます。こうして見ると大したことなく見えるんですけれどねえ。。。。。

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お花見も忘れませんよ。Geum reptans

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そしてこれがBös Fulenの全貌です。

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前回登ったときにはエーデルさんが沢山咲いていたここで最後の休憩です。エーデルさん、もう季節が終わりなのか、ほとんど咲いていませんでした。

今回、2度目のSACツアーでしたが、前回と違ってクリスマスツリー用品を使ったり、ザイルシャフトでの登りだったり、ということで色々なことを学びました。
真ん中を歩く場合、後ろの人と隊長のザイルの連絡係になること。これが上手く連携してくれるとみんなが歩きやすくなる、ということ。。。(ザイルを持つ腕をちょっと前にしたり後ろに持って行くだけでカーブやら急登でのザイルシャフト全体の安定感が違ってくることが判明。これはまだまだ勉強の余地ありです。)

たった2週間空けただけですが、全然違った顔を見せてくれたBös Fulen、すっかりファンになりました。



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by alpinistin | 2018-07-31 04:56 | T5+ 装備必要な山 | Comments(6)
出発地 Klöntal, Platz Glarusからバス
到着地 出発地と同じ
登山日 2018年7月19日-20日
難易度 T5 (L)
標高差 2000m

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Ch氏からの依頼で、ザイルシャフトの最後尾で付いて来てくれ〜とのこと。
要するに、マテリアル回収係。。。。。ということで、一日目はお宿のGlärnischhütte, 1990mまで登ります。

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こんなお花畑の中を1100mほど。この日は午後から登ったので暑いったら無い。。。。おかげで2リットル持っていた水を全部飲んで、小屋に着いて早速1リットル注文。それも一気飲み、という有様。
日本では熱中症が流行っているそうですが、当地も似たようなもんかもしれないなあ、などと。。。(高原のさわやかさなんてあったもんじゃない。。。。)

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本日のお宿。SAC会員は1000円安く泊まれます。Ch氏も今日初めて一緒に歩くという2人組を観察しながらの登山です。一人はとにかくダッシュで登りたい派。1000m登るより1500m登る方がいい、などと強気な事を言う20代の女の子。このじゃじゃ馬をどう管理するか。。。ザイルシャフトの順番なんかを検討し、Ch氏と私の意見はぴったりだったので、明日に備えて寝ましょう、と。

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夕日に輝くSIlberen、2319m

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この間登ったばかりのBös Fulen, 2802m(左側の台形の山です。)は反対側から見るととんでもない山に見えます。。。。

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で、朝。朝食4時半、出発5時です。本日は6,7組がVrenelisgärtli, 2904mを目指しているみたいでした。私たちは3組目くらいの出発でしたが、それぞれが上手い具合にばらけてくれれて、道中誰かに会うということもなければ、有名な崖下り、崖登りの場所が渋滞することもありませんでした。

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氷河、随分と減っています。ここでシュタイクアイゼンを履いて、ザイルに繋がります。ここに着く前にもまだ去年辺りまで氷河だったところを通過するのですが、例のじゃじゃ馬ちゃん、グループから飛び出てしまいます。こういうのが一番危険なんですよね。新鮮な氷河跡にはまだ裂け目も残っていますし、突然凍りの地面が現れたりするんです。Ch氏、ピシリと叱ってその場をしのぎますよ。
ザイルに繋がった後は私が彼女の手綱を引く事に。。。急ぎすぎる兆候が現れると、ザイルを引いてブレーキをかけるのですけれど、alpinistin、休憩したいの?私が最後尾に替わろうか?などと全然分かっていない。。。。。(苦笑)まだ若い証拠ですよね〜。ということで、前の人との間隔をどんどん詰めると、前の人のストレスになるだけでなく、シュタイクアイゼンがひっかかる可能性があることや、ザイルを踏んで転ぶ危険があることなんかを説明します。それに前の人が氷河の割れ目に落ちたら巻き込まれること100%ですからねえ。。。
一応前日にCh氏と氷河の割れ目の位置確認やらはしていたのですが、氷河は生き物ですからねえ。。。。戦々恐々としながらピッケルを臨戦状態で構えて歩いていましたよ。わはははは。

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注意してすぐにはこんな風に大丈夫なんですけれど、しばらくたつとどんどん前の人との距離を詰めて、時には列の横に出て前の人を追い越そうとしたり。。。。(苦笑)これもCh氏に氷河の裂け目に落ちたらどうするんだ、とぴりゃりと叱られていました。

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そんなこんなでズンズン登りますよ。今回はフロントツェッケレなんかはない、普通の氷河横断です。雪もいい具合に固く、最高のコンディションでの登りです。

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ここで太陽が出て来ました。

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そして本日の難所。まずは私が下まで下って、Ch氏が上から、私が下からザイルを調節しながらゲスト二人を降ろします。(写真だと何が何だかよくわからないですよね。)

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Whatsappの画像で、画質が悪いのですけれど、全体はこんな感じです。

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で頂上。ぐちゃぐちゃ。。。。

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さっきまでいた氷河にミリタリーの訓練ヘリが着陸してあっという間に飛び立って行きました。

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頂上から見た崖下り、登りの場所。崖を下ってからは結構長い稜線が続いているんですよ。

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頂上の十字架。(4人の集合写真があるのですけれど、例のぱんだアップが顔認識してくれない!!んですよ〜。なので集合写真は秘密です。)

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Tödi、私のHausberg, Ortstockとその仲間。

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ということで1時間ほどゆっくりしてから下山です。ここの稜線は私が先頭でルートを探し、Ch氏が後ろからザイルシャフト全体を俯瞰するというシステムです。じゃじゃ馬ちゃんがいかに私に近いか分かります??うふふふ。
じゃじゃ馬ちゃんなんて言っているけれど、本当はとっても良い子なんです。ただ気が強い、というか負けず嫌いというか。。。。目標はデナリに登る事だそうです。。。

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例の難所、登りと下りのルートが別にあるので、随分楽ですよ。登り(帰り)はまず2人が20mほど登ってから、じゃじゃ馬ちゃんを私がサポートしながら登る手段です。それを3回ほど繰り返します。

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で、あっという間に下って来てしまいました。下界は30度越えだそうですが、ここではセーターにヤッケを着て、手袋しても寒い程でした。

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下山する方向ですよ。

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岩がむき出しになっている部分もシュタイクアイゼンを履いたまま通過します。なので、というか、これからシュタイクアイゼンの購入を考えてらっしゃる方、アルミのシュタイクアイゼンはやめたほうがいいですよ。(アルミのほうが重量も値段も軽いんですけれどね、3回くらいこんなところを歩いたらもう寿命です。)

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この辺りでザイルを解除してシュタイクアイゼンも解除。じゃじゃ馬ちゃんの天下!ですが、登りほどの威勢はありませんでした。Ch氏に何度もぴしっと叱られて、更にはのろまだと思われていた私が先頭で歩く部分もあったり、道具の使い方を教えることもあり、ということで少しはおとなしくなったみたいです。ははは。

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本日の氷河全体ですよ。地図で見ると随分小さくなっていますが、実際に歩いてみるとかなり距離があります。

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Glärnischhütteに置いておいた歯ブラシなんかをリュックサックに詰め直してコーヒーを飲んだら残りを下山します。本日の下り、2000m。途中でこんなエーデルさんを発見。

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下界は暑い〜。。。。。。。
ということで2日に渡る助っ人登山終了です。


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by alpinistin | 2018-07-21 02:49 | T5+ 装備必要な山 | Comments(12)

Braunwald-Bös Fulen-Braunwald

出発地 Brauwald, Gumen(ロープウェイが8時半から17時まで動いています。)
到着地 出発地と同じ
登山日 2018年7月12日
標高差 1000m
難易度 T5+ (WS)

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またBraunwaldです。。。。。今日はBös Fulen, 2801mを目指しましたよ。
途中まではEggstockというKlettersteig (崖登りパークみたいなもの)の下山道を登ります。上の写真は下山道を外れてBös Fulenへ向かう所から見たOrtstock, Höch Turmです。
本日の登山道はマーキングが一切なく、マテリアル無しでは登れない山ですのでご注意くださいまし。

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標高2600mくらいでしょうか。なんだか別世界に来たみたいです。この辺りでザイルに繋がって、シュタイクアイゼンの出番ですよ〜。

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どうやらこの雪原を登るらしいです。というか、雪原の下には氷河が隠れているんですよ。急な所はピッケルの尖ったところをぐっさりと刺して、シュタイクアイゼンの前歯だけでズンズン登ります。フロントツェッケレとスイスドイツ語では言います。

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で、ここを登るらしいです。。。。まあ、頑張りましょう。

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まずはCh氏がザイルの長さだけ登ります。ザイルが岩場に引っかかったりしないように調整するだけで暇だったので、一枚。
どうでもいいんですけれど、この辺りから雲がかかって来てですねえ、景色を楽しもうとやって来たというのに。。。。

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で、頂上。。。ここまで来るのには例の岩場を登った後、登山靴の半分くらいの幅のものすごく狭い稜線を手足動員で渡るんですけれどね。あんまりに狭い稜線な上に落ちたら大変なことになるなあ、ということでものすごく集中して登っていました。なので、写真はありません。

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丁度、12時3分前に到着したので、本日のお昼。Ch氏、コーヒーカップを上まで持ち上げる趣味がありまして、この方と一緒に山へ登ると、頂上で暖かいコーヒーが出てくるんですよ。ありがたいことです。休憩も頂上記念撮影もザイルに繋がったままです。たまにザイルがぐちゃぐちゃに混乱して、大変なことになることもあるんですが、それも愛嬌ということで。。。。

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ちなみに、これが本日のクリスマスツリー容量です。わはははは。というか、本日はこの中からはひとつも使わなかったんですが、腰に付ける安全ベルト??にはいつでもこんな調子で色々くっついているんです。わははは。

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頂上で1時間くらいゆっくりしたあとでいよいよ下山です。一番奥に今日の頂上の十字架がうっすらと見えます。この稜線、本当に歩きがいがあって、大ファンになったもので、下山するのが惜しかったです。。。。Ch氏も同じようなことを言っていました。わはは。

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で、こんなところをそろりそろりと下山しまして。。。

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本日の難所、その10くらいでしょうか。ここは滑ったらやばいです。後ろ向きでピッケルをぐっさり差しながら一歩づつシュタイクアイゼンを雪原に食い込ませて降ります。

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この雪原の下は、実はこんなんなんです。。。。はい、落ちたら300mくらいはあっという間にさようなら〜ですね。こんな所で葬式は上げたくないので、慎重に下ります。

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もう一枚、こちらのほうが分かるかなあ。。。。

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ようやく一息つけましたが、まだまだ急な下りは続きます。

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そしてようやく安全地帯まで降りて来て休憩です。奥に見える山は私のHausberg, Ortstockです。

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で、この写真の奥に見えるのが本日の頂上、Bös Fulenです。
今日は登りも下りもかなり真剣勝負だったもので、あまり写真を撮る余裕もありませんでした。
でも楽しかった〜。



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by alpinistin | 2018-07-13 04:16 | T5+ 装備必要な山 | Comments(8)
出発地 Braunwald
到着地 出発地と同じ
登山日 2018年6月19日
難易度 T5
標高差 1600mちょっと

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まさか、こんなに早く私のHausberg(私専用裏山、というかハウスワインみたく、親しみを込めた言い方です。)Ortstock, 2717mを訪ねることになるとは思ってもいませんでした。
この山周辺には何度何度何度何度も(まだまだ探せばリンクできると思いますが、これで十分ですよねえ。。。)出没しているので、私のパラダイス、Lauchboden, 2010mまでワープします。Ortstockは左、本日の目的地は右のHöch Turm, 2665mです。7月終わりに企画しているツアーの下見に付き合え、ということでして。。。。。

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本日は登りも下りもBärentrittを経由します。一カ所、登山道が崩落しているので、注意して下さい。
Lauchboden直前にかなり大きな雪原があります。ここは古い登山道を使うと装備なく横断できます。新しい登山道を使う場合にはシュタイクアイゼンがあったほうが便利です。

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まさかこんなに雪があるとは思わず。平らな草原でも雪は平らには溶けないんですね。なんだか氷河の上でも歩いている気分でした。

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そんな訳でどんどん標高を上げて行きますよ。(この時点ではシュタイクアイゼンを履いていたので、ガンガン登ります。)

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おお!でも上が切れてますねえ。。。。(苦笑)サングラスをかけて、しかも雪原急登中ということでご勘弁を。

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最後の雪を跨いで、Furggele, 2394mに到着。ここの登りの最後はピッケルを雪にぐっさり刺して、シュタイクアイゼンのつま先だけで登る方法でよじ上って来ました。(これは下りが思いやられる。。。。)

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Ortstock方面、雪の壁がすごいことになっていました。

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ということで、ここでザイルなんかの装備に繋がります。カラビナなんかが沢山引っかかっているもので、私たちは冗談でクリスマスツリーと呼んでいます。あはははは。

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一足早いクリスマスツリーな私です。。。。

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ちなみに峠の反対、Glattalpsee方面。こちらのほうが南向きなだけあって、雪も少なめです。

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ということで登りますよ〜。(ここは待機中暇だったもので??友人Ch氏の頑張りを撮ってみました。)

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クリスマスツリー1号、登ります。わはははは ツリー2号は下でザイル調整中です。

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私のOrtstockを反対側から見る日が来るとは。。。。
で、かなり登ったんです。頂上まであと1時間くらいかなあ?という辺りまで登ってみたものの、なんと装備が足りない上に時間も足りない。。。。。。
もうちょっとましなハーケンなんかがある、という噂を聞いていたのに、岩場の横切りに必要な場所にハーケンがない。私たちも足りない道具がある。。。無理矢理渡ったら、このルートで下山するのは到底不可能なルート設定だったので、引き返すなら今だ、ということで意見が一致して、お隣のOrtstockを目指す事に切り替えます。
登山では撤退の見極めがとってもとっても大事なんですよ。。。。
ということで、まずはFurggeleまで下山しますが、これが難儀した事と言ったら。。。。。ここでは絶対に滑ってはいけない、というポイントを何度も通過し、150mほどを1時間もかけて下って来ました。なので写真はありません。

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お隣まで300mほどの登り、なんと25分で登ったそうでして、Ch氏にうそでしょ〜と言ってみたら時計を見せてくれました。(これは普通のテンポではありませんよ!!!私は大抵1時間で400mくらい登るのがちょうど良いテンポです。)

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頂上でこんなに割れている雪原なんかを眺めて、随分ゆっくりしたものの我がTödiは今日は顔を見せてくれませんでした。

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ということで下山ですよ〜。

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登った時同様、後ろ向きでピッケル、シュタイクアイゼンのつま先の順でがしがし降ります。

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さっきまでいたOrtstockに日が射して来ました。

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Bärentrittをがしがし下って、

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エーデルさんが咲いていないか、探しながら来ましたが、まだ時期が早すぎみたいです。

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下山し終わって駅に向かう草原でこの方を発見!とっても珍しい方なんですよ。

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駅でケーブルカーを待っている間にTödi様が顔を見せてくれました!
ということで、Höch Turmはマテリアルを持って、泊まりで行く事で仕切り直しました。
Ortstockを訪ねられたので終わりよければ全て良し、ということでしょうか。あはははは。

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by alpinistin | 2018-06-20 06:28 | T5+ 装備必要な山 | Comments(2)
出発地 Arvenbüel
到着地 出発地と同じ
登山日 2018年6月2日
標高差 900m
難易度 T5+

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土曜日の夕方、写真の左から右へ縦走?してきました。

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Arvenbüel, 1273mを出発したのが16時過ぎ。途中で下山してくる人に時々会いますが、これから山へ登る人にはもちろん会いません。Tritt, 1769mからGocht方面を目指し、この時とほとんど同じルートでPt. 2097mまで登ります。

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Ranunculus alpestrisが元気一杯に咲いています。

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前回よりずっと雪の多い道無き道を登ります。

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で、Vorder Leistchamm, 2097mまたはPt. 2097mに到着。

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この後のルート、雪原横断をして右奥に見えている崖登り。その後は雪の質次第でルートを計算して、一番右奥の頂上を目指すというメニューです。

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あっという間にザイルに繋がって、シュタイクアイゼンの出番ですよ〜。

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崖登りする直前に横断した雪原って、傾斜が90度ですか???というところを横断していたみたいです。
どうでもいいんですけれど、右側に見えている崖を登ります。登るというか、最初は崖を横断しながら高度を上げて行きます。ここはかなりの真剣勝負でした。ちなみに、写真は雪原から少し崖を登って最初に少しだけ両手を離して立てた場所から撮りました。

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登って到着しました。夏ですから、この時点で19時くらいだったかな?まだまだ明るいですよ。

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一応、証拠写真を撮ってから登って来たルートを引き返し、崖の下をぐるりとまわる形で次の頂上を目指す事にします。

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ということで、こんなことになってズンズン下りますよ〜。

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ここは雪が無い季節にはほとんど使えないルートですので、雪があってしかも日の長い季節に行こう、と密かに計画していたんです。

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これがさっきまでいた頂上、Mittler Leistchamm, 2096mだったかな?

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で、次の頂上を目指しますよ〜。ここ、20mのザイルを2回半分。久々に崖登りでウッホーヤッホーでした。

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で、到着したのが普通の登山道で登って来られるLeistchamm, 2101m。ここで日が沈むのをのんびり眺めます。私たちの他にはもちろん誰もいませんでしたので、こんな景色を独占ですよ。

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なんだかとってもキッチュなんですけれど、壮大な景色が目の前に広がっていて、結構感動しましたよ。

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頂上の十字架と一緒に。
下山は登山道を使って楽々下山してきました。

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使い回し写真ですが、これは下山途中に本日ルートのほぼ全景が見えたので一枚撮ったものです。
Arvenbüelに到着したらすでに22時。夕方からでもこんな登山が楽しめるとは期待以上でした。

おまけ。
今日は同じ地方でのガイド登山をしてきました。昨日登った場所がしっかり見えていて、昼間と夕方では見せる顔が随分違うなあ〜と、ニマニマしながらのガイドでしたので、お客さまに、この人頭おかしいんじゃあないか?と思われていないといいですけれど。。。。。(苦笑)

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ガイドをしたお客さんにプレゼントした草っ原の花束です。

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by alpinistin | 2018-06-04 02:56 | T5+ 装備必要な山 | Comments(8)