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Braunwald-Bös Fulen-Braunwald

出発地 Braunwald, Gumen
到着地 出発地と同じ
登山日 2018年7月30日
標高差 1000m
難易度 T5+ (WS)

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またですよ、また。。。。SACツアーで、Bös Fulen, 2801mを訪ねて来ました。
下見に付き合え、という指令に従って下見登山をした本番、というか。。。。結局目的地をこの時に登ったBös Fulenに変更しての山登りでした。

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前回登ったときから2週間ちょっとしか経っていませんが、広がる景色が全然違っていた上に、雪解けが進んでくれたおかげで、前回のような最高のコンディションでの登り、と言う訳には行きませんでした。

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もうこの時点ではシュタイクアイゼンを履いて、ズンズン登っていたところです。
本日の参加者、隊長を含めて4人でした。その内ひとりは300mほど登った時点で落脱。私の後ろを歩いていたこの方、後ろからすごく荒い息づかいが聞こえて来ていて、大丈夫かなあ?と思っていたのですが、ある時点を過ぎた所で休憩を要求。テンポが早すぎる、とのこと。私と隊長は普通に会話しながら登っているテンポだったもので、結構びっくりしました。テンポを下げて登るものの、ゴンドラの最終時刻もあることですし、そうはゆっくり登るわけにもいかず。。。困ったなあ〜とみんなが思いながらの登りでした。300mほど登った所で、この方から自主的に落脱する、と言われた時には残り3人みんながほっとしたのは内緒です。

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私のHausberg, Ortstockにも登った事がある、というこの方ですが、隊長ともうひとりの参加者M氏と、絶対あり得ないとねえ〜、でも自己申告で落脱してくれてよかったねえ、などといいながらの登山です。なんとなく後味の悪さを残しながらですが、私たちは先へ進むしかないですからねえ。。。。

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一番の難所はとても写真を撮る余裕もなかったので、前回とっても楽しかった稜線までワープです。

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今回は隊長、私、M氏の順番のザイルシャフトです。M氏、稜線、雪原ともにちょっと頼りなく、雪原で滑ってくれた時には真ん中の私がM氏の落下を停めるはめに。。。。今日もまたひとつ勉強になりました。
ということで稜線はまず隊長と私が登ります。

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おかげでM氏が下から写真を撮ってくれましたよ。一番上まで登った時点でザイルを固定し、M氏が登って来ます。

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最後の10歩。

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頂上からの眺めは前回と違ってばっちりです。この間登ったばかりのGlärnisch方面が今日はよく見えました。

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Grisset, 2723m方面とその奥にはPilatusなんかも見えています。

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で、あっという間に下山です。前回より30分余計にかかったもので、頂上での休憩も30分で切り上げ。
ザイルシャフトが3人になると安全装備の時間も余計にかかります。
本来ならこんなフォーメーションはあり得ないのですけれど。。。。M氏が私を巻き添えにして落ちる危険があったので、隊長が真ん中で私が最後で下ります。本来ならもっときちんと安全確保をするべきなんでしょうけれど、臨機応変でこんなこともあります。(隊長は私の事は無視状態でM氏をサポート。まあ信頼されているっていうことでいいんですけれどね。がははは。)

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ここ、前回はまだ雪に埋もれていたのでシュタイクアイゼンを履いてフロントツェッケレでガンガン降りられたのですけれど、今回は一歩づつ慎重に。。。。

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ここではシュタイクアイゼンを履いたまま岩場を降りるのが好きでないというM氏の為に、アイスシュラウベン(氷にスクリューで穴を開けて固定する安全装置)で簡易固定しての下山です。(隊長と2人だったら有無言わずにシュタイクアイゼンを履いてお終いですが、3人になるとまた違って来ます。面白いです。)

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でようやく安全な場所まで降りて来て本日の難所を眺めてみます。こうして見ると大したことなく見えるんですけれどねえ。。。。。

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お花見も忘れませんよ。Geum reptans

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そしてこれがBös Fulenの全貌です。

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前回登ったときにはエーデルさんが沢山咲いていたここで最後の休憩です。エーデルさん、もう季節が終わりなのか、ほとんど咲いていませんでした。

今回、2度目のSACツアーでしたが、前回と違ってクリスマスツリー用品を使ったり、ザイルシャフトでの登りだったり、ということで色々なことを学びました。
真ん中を歩く場合、後ろの人と隊長のザイルの連絡係になること。これが上手く連携してくれるとみんなが歩きやすくなる、ということ。。。(ザイルを持つ腕をちょっと前にしたり後ろに持って行くだけでカーブやら急登でのザイルシャフト全体の安定感が違ってくることが判明。これはまだまだ勉強の余地ありです。)

たった2週間空けただけですが、全然違った顔を見せてくれたBös Fulen、すっかりファンになりました。



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by alpinistin | 2018-07-31 04:56 | T5+ 装備必要な山 | Comments(6)
出発地 Klöntal, Platz Glarusからバス
到着地 出発地と同じ
登山日 2018年7月19日-20日
難易度 T5 (L)
標高差 2000m

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Ch氏からの依頼で、ザイルシャフトの最後尾で付いて来てくれ〜とのこと。
要するに、マテリアル回収係。。。。。ということで、一日目はお宿のGlärnischhütte, 1990mまで登ります。

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こんなお花畑の中を1100mほど。この日は午後から登ったので暑いったら無い。。。。おかげで2リットル持っていた水を全部飲んで、小屋に着いて早速1リットル注文。それも一気飲み、という有様。
日本では熱中症が流行っているそうですが、当地も似たようなもんかもしれないなあ、などと。。。(高原のさわやかさなんてあったもんじゃない。。。。)

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本日のお宿。SAC会員は1000円安く泊まれます。Ch氏も今日初めて一緒に歩くという2人組を観察しながらの登山です。一人はとにかくダッシュで登りたい派。1000m登るより1500m登る方がいい、などと強気な事を言う20代の女の子。このじゃじゃ馬をどう管理するか。。。ザイルシャフトの順番なんかを検討し、Ch氏と私の意見はぴったりだったので、明日に備えて寝ましょう、と。

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夕日に輝くSIlberen、2319m

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この間登ったばかりのBös Fulen, 2802m(左側の台形の山です。)は反対側から見るととんでもない山に見えます。。。。

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で、朝。朝食4時半、出発5時です。本日は6,7組がVrenelisgärtli, 2904mを目指しているみたいでした。私たちは3組目くらいの出発でしたが、それぞれが上手い具合にばらけてくれれて、道中誰かに会うということもなければ、有名な崖下り、崖登りの場所が渋滞することもありませんでした。

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氷河、随分と減っています。ここでシュタイクアイゼンを履いて、ザイルに繋がります。ここに着く前にもまだ去年辺りまで氷河だったところを通過するのですが、例のじゃじゃ馬ちゃん、グループから飛び出てしまいます。こういうのが一番危険なんですよね。新鮮な氷河跡にはまだ裂け目も残っていますし、突然凍りの地面が現れたりするんです。Ch氏、ピシリと叱ってその場をしのぎますよ。
ザイルに繋がった後は私が彼女の手綱を引く事に。。。急ぎすぎる兆候が現れると、ザイルを引いてブレーキをかけるのですけれど、alpinistin、休憩したいの?私が最後尾に替わろうか?などと全然分かっていない。。。。。(苦笑)まだ若い証拠ですよね〜。ということで、前の人との間隔をどんどん詰めると、前の人のストレスになるだけでなく、シュタイクアイゼンがひっかかる可能性があることや、ザイルを踏んで転ぶ危険があることなんかを説明します。それに前の人が氷河の割れ目に落ちたら巻き込まれること100%ですからねえ。。。
一応前日にCh氏と氷河の割れ目の位置確認やらはしていたのですが、氷河は生き物ですからねえ。。。。戦々恐々としながらピッケルを臨戦状態で構えて歩いていましたよ。わはははは。

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注意してすぐにはこんな風に大丈夫なんですけれど、しばらくたつとどんどん前の人との距離を詰めて、時には列の横に出て前の人を追い越そうとしたり。。。。(苦笑)これもCh氏に氷河の裂け目に落ちたらどうするんだ、とぴりゃりと叱られていました。

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そんなこんなでズンズン登りますよ。今回はフロントツェッケレなんかはない、普通の氷河横断です。雪もいい具合に固く、最高のコンディションでの登りです。

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ここで太陽が出て来ました。

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そして本日の難所。まずは私が下まで下って、Ch氏が上から、私が下からザイルを調節しながらゲスト二人を降ろします。(写真だと何が何だかよくわからないですよね。)

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Whatsappの画像で、画質が悪いのですけれど、全体はこんな感じです。

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で頂上。ぐちゃぐちゃ。。。。

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さっきまでいた氷河にミリタリーの訓練ヘリが着陸してあっという間に飛び立って行きました。

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頂上から見た崖下り、登りの場所。崖を下ってからは結構長い稜線が続いているんですよ。

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頂上の十字架。(4人の集合写真があるのですけれど、例のぱんだアップが顔認識してくれない!!んですよ〜。なので集合写真は秘密です。)

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Tödi、私のHausberg, Ortstockとその仲間。

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ということで1時間ほどゆっくりしてから下山です。ここの稜線は私が先頭でルートを探し、Ch氏が後ろからザイルシャフト全体を俯瞰するというシステムです。じゃじゃ馬ちゃんがいかに私に近いか分かります??うふふふ。
じゃじゃ馬ちゃんなんて言っているけれど、本当はとっても良い子なんです。ただ気が強い、というか負けず嫌いというか。。。。目標はデナリに登る事だそうです。。。

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例の難所、登りと下りのルートが別にあるので、随分楽ですよ。登り(帰り)はまず2人が20mほど登ってから、じゃじゃ馬ちゃんを私がサポートしながら登る手段です。それを3回ほど繰り返します。

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で、あっという間に下って来てしまいました。下界は30度越えだそうですが、ここではセーターにヤッケを着て、手袋しても寒い程でした。

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下山する方向ですよ。

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岩がむき出しになっている部分もシュタイクアイゼンを履いたまま通過します。なので、というか、これからシュタイクアイゼンの購入を考えてらっしゃる方、アルミのシュタイクアイゼンはやめたほうがいいですよ。(アルミのほうが重量も値段も軽いんですけれどね、3回くらいこんなところを歩いたらもう寿命です。)

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この辺りでザイルを解除してシュタイクアイゼンも解除。じゃじゃ馬ちゃんの天下!ですが、登りほどの威勢はありませんでした。Ch氏に何度もぴしっと叱られて、更にはのろまだと思われていた私が先頭で歩く部分もあったり、道具の使い方を教えることもあり、ということで少しはおとなしくなったみたいです。ははは。

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本日の氷河全体ですよ。地図で見ると随分小さくなっていますが、実際に歩いてみるとかなり距離があります。

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Glärnischhütteに置いておいた歯ブラシなんかをリュックサックに詰め直してコーヒーを飲んだら残りを下山します。本日の下り、2000m。途中でこんなエーデルさんを発見。

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下界は暑い〜。。。。。。。
ということで2日に渡る助っ人登山終了です。


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by alpinistin | 2018-07-21 02:49 | T5+ 装備必要な山 | Comments(12)

Hannigalp-Lowizig-Grächen

出発地 Hannigalp, Grächenからゴンドラ
到着地 Grächen
登山日 2018年7月14日
難易度 T2
標高差 登り200m、下り700m

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本日はボタニカルツアーのガイド登山でした。目的は上のLinnaea borealisというマッチ棒くらいの大きさの知らなければ見逃してしまう花を探しに行く事でした。
Grächen, 1619mからゴンドラに乗ってHannigalp, 2122mまで本日の標高をほとんど稼いでしまいます。

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例によってRhododendron ferrugineumです。標高2000mを超えるとまだまだ咲いていますねえ。。。

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奥のとんがっている頂上はSeetalhorn, Platthornあたりだと思うんですよね〜。
日本人は案内しないのか?と質問されたんですけれど、有名どころの頂上の名前も知らなければ、植物の名前は日本語で言えない。。。それに、1週間やそこらでヨーロッパ中を廻る日本のツーリストが1日を無駄にして、こんな名前の知らない場所は来たくないでしょう。。。と答えましたけれど、一体どうなんでしょうねえ。。。。

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そんな無駄話をしているとWallis独特のGranitの岩場に突入です。マーキングがしっかりしている上に、歩きやすいように岩が重なっているので、見た目程難しくはありません。

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振り返れば、私のBietschhornも見えています。はい、ここはGsponの近くでもあるんです。案内しながらも私の心はずっとGspon。。。。あ、この景色はGsponのどこそこに似ているなあ、なんて思いながらの案内です。(嫌ですよね、こんな人に案内されるの。。。)

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Saxifraga cuneifolia。これまた本当に小さくて可憐な花で、最初、この方とLinnaea borealisを間違える所でした。(というか、この時点で少しずつ焦って来たんですよね〜。登山道はすでに半分近く歩いたのに、肝心の花が見当たらない。。。。)

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ドイツ語ではSteinbrech(石破り)と呼ばれるこの方は、こんな風に岩にしがみつくように咲いているんです。可憐でか弱そうに見えて根性のある花ですよ。

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この方も根性ありますよね〜。

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Pt. 2207 本日の最高地点辺りで休憩します。Weisshorn, 4506m, Bishorn, 4153mなんかがくっきり見えていて、誰か登っていないかなあ?と双眼鏡で眺めたものの、人っ子一人いませんでした。というか、氷河の割れ目と雪の割れ目がものすごい山で結構ビックリしました。

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上を眺めれば、雨を伝える使者がいましたよ。この上空10000m以上を流れる箒でさっと掃いたような雲が見えたら24時間以内に雨が降ります。(実際、帰り道に降られました。)

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だんだん気持ちが焦ってくるものの、見つかるのはネズミが食べ散らかした松ぼっくりの殻だとかばかり。

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Saxifraga asperaかなあ?例によって石破りさんです。

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で、ようやく第一住人発見です!!!これはなかなか見つかるはずがありません。そのくらい小さくて繊細な花です。

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一度見つかると、今度は右にも左にも。。。。狭い登山道で撮影会をしていた所、ベルンドイツ語を話すグループが下山して来て、一体何事か?と。気前良く教えてあげましたよ〜。

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で、最後にはEpilobium angustifoliumも見つけて大満足。この辺りで雨がぽつりぽつりと降って来ました。
ということで、本日のガイド、無事に終了しました。次の登山ではもうちょっと歩きたいなあという思いが残りましたが、プライベートではないのでこんなものですよね。

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by alpinistin | 2018-07-15 05:08 | T2 簡単な登山 | Comments(8)

Braunwald-Bös Fulen-Braunwald

出発地 Brauwald, Gumen(ロープウェイが8時半から17時まで動いています。)
到着地 出発地と同じ
登山日 2018年7月12日
標高差 1000m
難易度 T5+ (WS)

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またBraunwaldです。。。。。今日はBös Fulen, 2801mを目指しましたよ。
途中まではEggstockというKlettersteig (崖登りパークみたいなもの)の下山道を登ります。上の写真は下山道を外れてBös Fulenへ向かう所から見たOrtstock, Höch Turmです。
本日の登山道はマーキングが一切なく、マテリアル無しでは登れない山ですのでご注意くださいまし。

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標高2600mくらいでしょうか。なんだか別世界に来たみたいです。この辺りでザイルに繋がって、シュタイクアイゼンの出番ですよ〜。

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どうやらこの雪原を登るらしいです。というか、雪原の下には氷河が隠れているんですよ。急な所はピッケルの尖ったところをぐっさりと刺して、シュタイクアイゼンの前歯だけでズンズン登ります。フロントツェッケレとスイスドイツ語では言います。

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で、ここを登るらしいです。。。。まあ、頑張りましょう。

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まずはCh氏がザイルの長さだけ登ります。ザイルが岩場に引っかかったりしないように調整するだけで暇だったので、一枚。
どうでもいいんですけれど、この辺りから雲がかかって来てですねえ、景色を楽しもうとやって来たというのに。。。。

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で、頂上。。。ここまで来るのには例の岩場を登った後、登山靴の半分くらいの幅のものすごく狭い稜線を手足動員で渡るんですけれどね。あんまりに狭い稜線な上に落ちたら大変なことになるなあ、ということでものすごく集中して登っていました。なので、写真はありません。

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丁度、12時3分前に到着したので、本日のお昼。Ch氏、コーヒーカップを上まで持ち上げる趣味がありまして、この方と一緒に山へ登ると、頂上で暖かいコーヒーが出てくるんですよ。ありがたいことです。休憩も頂上記念撮影もザイルに繋がったままです。たまにザイルがぐちゃぐちゃに混乱して、大変なことになることもあるんですが、それも愛嬌ということで。。。。

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ちなみに、これが本日のクリスマスツリー容量です。わはははは。というか、本日はこの中からはひとつも使わなかったんですが、腰に付ける安全ベルト??にはいつでもこんな調子で色々くっついているんです。わははは。

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頂上で1時間くらいゆっくりしたあとでいよいよ下山です。一番奥に今日の頂上の十字架がうっすらと見えます。この稜線、本当に歩きがいがあって、大ファンになったもので、下山するのが惜しかったです。。。。Ch氏も同じようなことを言っていました。わはは。

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で、こんなところをそろりそろりと下山しまして。。。

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本日の難所、その10くらいでしょうか。ここは滑ったらやばいです。後ろ向きでピッケルをぐっさり差しながら一歩づつシュタイクアイゼンを雪原に食い込ませて降ります。

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この雪原の下は、実はこんなんなんです。。。。はい、落ちたら300mくらいはあっという間にさようなら〜ですね。こんな所で葬式は上げたくないので、慎重に下ります。

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もう一枚、こちらのほうが分かるかなあ。。。。

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ようやく一息つけましたが、まだまだ急な下りは続きます。

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そしてようやく安全地帯まで降りて来て休憩です。奥に見える山は私のHausberg, Ortstockです。

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で、この写真の奥に見えるのが本日の頂上、Bös Fulenです。
今日は登りも下りもかなり真剣勝負だったもので、あまり写真を撮る余裕もありませんでした。
でも楽しかった〜。



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by alpinistin | 2018-07-13 04:16 | T5+ 装備必要な山 | Comments(8)

Braunwald-Lauchboden-Braunwald

出発地 Braunwald
到着地 出発地と同じ
登山日 2018年7月7日
標高差 1000m
難易度 T3+

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お花見登山隊、出動してきました。場所というか、道のりはもう省略してもいいですよね??例によってBärentrittを経由して私のパラダイス、LauchbodenからOrtstockを眺めてBützi方面へ下山、Ortstockhausを経由してBraunwaldまでという毎年2、3回は歩くお花見街道です。

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登りではこんな方も咲きそろっていました。

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ここがBärentritt入り口への入り口、ってもう一体何枚ここの写真があることやら。。。。でも、いつ歩いても何か新しい発見があるんですよ。

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Bärentritt入り口を振り返ってみました。ここにたどり着くまでのがれ場、今日は雨の後だったからか歩きやすかったです。

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はい、私のパラダイス。2週間前はここ全て雪に埋もれていたというのに、随分溶けました。でもOrtstockやHöch Turmを訪ねるのにはシュタイクアイゼンがないとちょっと無理そうですね。

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そして今年のエーデルさん。ものすごく多いです。

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定番ですけれど、Nigritella nigra と Aster alpinus。ちょっとだけ秘密を教えますね。エーデルさんはAster alpinusと同じ場所に生息しているんですよ。お互い、好きな土壌が一緒なので、紫のアスターを発見したらエーデルさんがいる可能性が結構高いですよ。

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これは教科書に載るような例ですけれどね。あはははは。

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紫のアスターはエーデルさんよりも目立つので、エーデルさん探しのご参考までに。うふふふ。あ、あんまり人に教えないでくださいね。

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まだまだ雪が結構残っている場所もあります。
ちなみに、今日は4人に声をかけられて、登山道なんかの質問をされました。最初はOrtstockを目指している、という2人組。シュタイクアイゼンがないと無理じゃないかなあ?と。。代わりになりそうな登山道を教えてあげて、無駄話をしていると、なんとSACの仲間でした。(セクションが違ったので、会う事はまあないのですけれどね。)スイス人、SAC会員だということを結構誇りに思っている人が多くて、同じ会員同士だ、と分かると途端にSieだったのがDuになり(敬語がタメ語になる感じです。)ものすごい仲間意識を感じました。
後の二人はBärentrittを経由して下山したい、という方達。見るからに無理そうだったので、戻った方が良いと思いますけれど。。。と忠告しましたが、聞いてはもらえませんでした。無事下山できたといいですけれど。。。

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それにしてもエーデルさんを眺めるのに一生懸命で全然前へ進みません。

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エーデルさん、こんな風に何気なく咲いているんですよ。だから見逃す人も沢山いるんです。

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他の地域ではそろそろ終わりに近いTrollius europaeusもここでは満開でした。

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Ortstockhausへ下山途中、どこからか良い香りが。。。。あんまりに良い香りなので香りの持ち主、Daphne striataがきっと近くにあるに違いない、と思って探します。ちょっと登山道を外れて草っ原を登ったところにいました。

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そして、Daphneさんを探したおかげで見つかったこの方!!!!Tödiの帰りに見て以来のPulsatilla vernalis。この方、あっという間に咲いてあっという間に散ってしまうので、ほとんど見られないんですよ。もううれしくて沢山写真を撮りました。

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で、こんなお花見街道を下って本日のお花見終了。
下界は晴れていた上に暑かったです。

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by alpinistin | 2018-07-08 04:12 | T3 登山 | Comments(6)

Engi-Gandstock-Engi

出発地 Engi, Schwandenからバス
到着地 出発地と同じ
登山日 2018年6月30日
標高差 1500m
難易度 T4

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トレーニングとお花見を兼ねて、Engi Vorderdorf, 772mからひたすら登ります。最初1000mは拷問か、と言う程つまらない上に、暑い。。。。。
暑さというのは、体力消耗の重大なポイントなんだ、と久々に実感しましたよ。

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これ、下に見えている村からヒーコラヒーコラ言いながらようやく1000mくらい登ったところから撮った写真です。
最近よく出没するGlarusという地方、標高を自力で稼がないとどこにもたどり着けないのが珠に傷というか、なんと言うか。。。。。ということで、頑張って登るのですけれど、Unter Staffel, 1355mからMittel Staffel, 1764mの登りは、もう帰ろうかと思う程きつかったです。

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こんな牛の放牧場を登るのですけれど、マーキングもあってもないようなもの。牛さんが登山道を踏み荒らしてくれるおかげで、道らしきものも存在しませんので、ここは最悪です。。。。。

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ようやくOber Staffel, 1913mを抜けると、どうやら本日の目的地らしき頂上が見えて来ます。とはいえ、一体どのとんがりが今日の頂上なのかも分からなければ、こんなところ、どうやって登るんだろうという不安もこみ上げて来ます。

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Pulsatilla apiifoliaにまた遭遇しました。この辺りの地質って一体どうなっているんでしょうねえ。。。

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あら?いきなり頂上ですみません。。。。Gandstock, 2315m。途中からマーキングが消えて、その上、踏み跡もあんまりないもので、道確保に一生懸命だったものでして。。。。
ちなみに、この登り、決して難しくはありませんでしたが、手足動員なことと、最後、落ちたら大変なことになるなあという場所があるので気をつけてくださいまし。

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本日はひとりで登っていたので、頂上写真は本日の山道具、ということで。。。。(笑)
道無き道に入ってすぐ、グループが下山してきたんです。それで、ああ、あの辺りが道無き道なんだなあ、とのんびり眺めていたら、グループの一人が、あれ?alpinistin(私の本名で)?と声をかけて来ました。なんと、月曜日に一緒に山に登った仲間でした。まさかこんな所で知り合いに会うとは思ってもいなかったので、とってもうれしい再会でした。ここで登りの情報なんかを仕入れて、いそいそと登って来ました。(あのグループに会ったのには随分助かりました。)

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頂上は独り占めだったので随分ゆっくりしてから、下山します。どこからか良い香りがするなあ、と眺めてみれば、Daphne striata

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Aster alpinusもいよいよ季節がやって来ました。(ということは、エーデルさんもそろそろでしょうかねえ。。。)例の場所もまた訪ねなくては。。。。(夏は忙しいですわい。)

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Nigritella nigraと、今日生まれて初めて見ました。

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Nigritella rubra!! 同じ種類に見えますが、片や黒に近い赤、もう片方はルビー色。香りは両方とも同じです。

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さっきまでいた頂上ですよ〜。手足動員でこの辺りまで降りて来ました。そして、ピッケルのありがたさが身にしみました。

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右奥が本日の頂上です。

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Pulsatilla alpinaも咲いているんですよね〜。変な土地。。。。

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Campanula barbataも普通なら紫色なのに、ここは白いのが沢山咲いていました。

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最後はLilium martagon
この花を境目に、また例の道無き放牧場へと突入いたしまして、なんだよ〜と文句を垂れながら下界まで下って来ましたよ。

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by alpinistin | 2018-07-01 05:06 | T4 難しい登山 | Comments(8)